ここにいる自分
2013年09月15日
朝起きて、ご先祖様と神様に
今日も一日よろしくお願いしますとご挨拶。
一日の終わりには
無事に過ごせました、ありがとうございますとお礼を言う日常。
いいな。
シアトルの自宅にも畳のお部屋と神棚が欲しいなあ、なんて思ってしまう。

学生の頃好きでよく飲んでいたカフェラテ。
ロゴに使われている山がどこにあるのかも知らずに飲んでいた若かりし頃。
まさかその山がある街にいずれ自分が暮らすことになろうとは
当時は想像だにせず。

今では種類もグン〜と増えてて、うゎ〜〜。。。とコンビニで目移りしてしまった。

鹿児島にいる間にこれだけは食べなくちゃ!と思っていた白熊アイス。
懐かしい。。。今でもホッとする味。

鹿児島のパワースポット 霧島神宮(きりしまじんぐう)

いっぽ足を踏み入れると、空気がガラリと変わります。
天照大神(アマテラスオオミカミ)の孫にあたる瓊々杵尊(ニニギノミコト)が
民の食物とするために稲穂を持参して
天から降りてきたという(天孫降臨 てんそんこうりん)
そのニニギノミコトを祭る神社。
かの坂本龍馬が、妻おりょうと
新婚旅行で訪れたことでも有名だ。
境内にあった、樹齢800年の御神木は

坂本龍馬がここに立った、そのずっと以前から
ここに居て
人間の営みを見続けてきたのだろうなあ。
帰国して、あっという間に2週間以上が過ぎ去った。
いったんこの地に降り立つと
言葉も、感覚も
瞬時に「鹿児島にいる私」に戻る。本当に驚くほど瞬時に。
そして2週間も経った今では、アメリカにいてあちらで家庭を持ち仕事をして生活している自分のほうが
うそっぽい(?)というか
なんだか信じられない、という感覚さえわいてくる。
この不思議感覚は、帰省するたびにいつも味わう。
そして再びシアトルに戻れば、
日本に帰っていた自分のことを
「なんだか、あれって夢だったかも...」なんて思えてきたりするのだ。
今回の帰省の目的は、兎にも角にも「家族」
家族と何気なく過ごす日常
それをメインに帰ってきた。
なので出来るだけ外出する予定を入れずに帰国したのだが、
そんな中でも、今回の帰省中に
どうしても会いに行きたい人がいた。
そのうちの一人が、大学時代の古い友人
突然の、不慮の事故で
22歳の若さで逝ってしまった友だった。

久しぶりだねえ。。。どうしてるけ?
と墓石の前で語りかけた。
もう、あんたの倍も生きてしまったよ と。
今の世の中を、そして私の生き様を
お空の上から眺めてどう思っているだろう。
私の今まで犯した過ちも、つまづきも、未熟さも、失敗も
きっと全部見ていて 知っていることだろう。
「まこて(まったくもう)そげんこっでどうすっと。(そんなことでどうするの)
しっかぃせんね!!(しっかりしなさい)」
なんて
叱られるかもなあ。。。
いっぱいいっぱいだったよ。あんなでも、自分なりにベストを尽くしてきた結果だったんだ。
こんな私でも見捨てずに、これからも見守っていてよ。。。
心の中の古い友に向かって、さんざん言い訳を並べながら
しばらく墓石の前に立っていた。
じっと立っているだけで、汗がジワッと吹き出てきて
背中を首元を、つーっと流れてゆくのを感じる
残暑の厳しい9月の午後だった。
彼のご両親に挨拶に伺ったのも、何年ぶりだったろうか。
無精をした私を、それはそれはあたたかく迎えて下さった。
おじさんは体調が芳しくなくもう外を出歩くこともままならず
病院通いをされているとのこと。
ばっとお会いした瞬間「ああ、お年を召されたな」と感じた。
このご夫婦は、息子を亡くした後の時間を
もう22年も生きてこられた。
それがどんな時間だったのか
私には想像することも出来ない。
お二人の笑顔を見られたことが、本当に心から
嬉しかった。
今回の帰国の何よりの土産になった。

またシアトルに戻っても、がんばろう。
故郷に戻ることで、大昔の自分に久方ぶりに会えたような気もしていて
思い出したくないこともたくさんあるけれど
ここにいる私も私
あちらにいる私も私
未だ生かされている自分を
謙虚に受けとめて、だけどしっかり見据えて
理解していこう。ひとつひとつ。
分からないことだらけなんだけど
投げ出さず
ひとつひとつ。
そんなことを折に触れて強く感じた里帰りだった。
日本での時間も、あと2日。
今日も一日よろしくお願いしますとご挨拶。
一日の終わりには
無事に過ごせました、ありがとうございますとお礼を言う日常。
いいな。
シアトルの自宅にも畳のお部屋と神棚が欲しいなあ、なんて思ってしまう。

学生の頃好きでよく飲んでいたカフェラテ。
ロゴに使われている山がどこにあるのかも知らずに飲んでいた若かりし頃。
まさかその山がある街にいずれ自分が暮らすことになろうとは
当時は想像だにせず。
今では種類もグン〜と増えてて、うゎ〜〜。。。とコンビニで目移りしてしまった。
鹿児島にいる間にこれだけは食べなくちゃ!と思っていた白熊アイス。
懐かしい。。。今でもホッとする味。
鹿児島のパワースポット 霧島神宮(きりしまじんぐう)

いっぽ足を踏み入れると、空気がガラリと変わります。
天照大神(アマテラスオオミカミ)の孫にあたる瓊々杵尊(ニニギノミコト)が
民の食物とするために稲穂を持参して
天から降りてきたという(天孫降臨 てんそんこうりん)
そのニニギノミコトを祭る神社。
かの坂本龍馬が、妻おりょうと
新婚旅行で訪れたことでも有名だ。
境内にあった、樹齢800年の御神木は

坂本龍馬がここに立った、そのずっと以前から
ここに居て
人間の営みを見続けてきたのだろうなあ。
帰国して、あっという間に2週間以上が過ぎ去った。
いったんこの地に降り立つと
言葉も、感覚も
瞬時に「鹿児島にいる私」に戻る。本当に驚くほど瞬時に。
そして2週間も経った今では、アメリカにいてあちらで家庭を持ち仕事をして生活している自分のほうが
うそっぽい(?)というか
なんだか信じられない、という感覚さえわいてくる。
この不思議感覚は、帰省するたびにいつも味わう。
そして再びシアトルに戻れば、
日本に帰っていた自分のことを
「なんだか、あれって夢だったかも...」なんて思えてきたりするのだ。
今回の帰省の目的は、兎にも角にも「家族」
家族と何気なく過ごす日常
それをメインに帰ってきた。
なので出来るだけ外出する予定を入れずに帰国したのだが、
そんな中でも、今回の帰省中に
どうしても会いに行きたい人がいた。
そのうちの一人が、大学時代の古い友人
突然の、不慮の事故で
22歳の若さで逝ってしまった友だった。

久しぶりだねえ。。。どうしてるけ?
と墓石の前で語りかけた。
もう、あんたの倍も生きてしまったよ と。
今の世の中を、そして私の生き様を
お空の上から眺めてどう思っているだろう。
私の今まで犯した過ちも、つまづきも、未熟さも、失敗も
きっと全部見ていて 知っていることだろう。
「まこて(まったくもう)そげんこっでどうすっと。(そんなことでどうするの)
しっかぃせんね!!(しっかりしなさい)」
なんて
叱られるかもなあ。。。
いっぱいいっぱいだったよ。あんなでも、自分なりにベストを尽くしてきた結果だったんだ。
こんな私でも見捨てずに、これからも見守っていてよ。。。
心の中の古い友に向かって、さんざん言い訳を並べながら
しばらく墓石の前に立っていた。
じっと立っているだけで、汗がジワッと吹き出てきて
背中を首元を、つーっと流れてゆくのを感じる
残暑の厳しい9月の午後だった。
彼のご両親に挨拶に伺ったのも、何年ぶりだったろうか。
無精をした私を、それはそれはあたたかく迎えて下さった。
おじさんは体調が芳しくなくもう外を出歩くこともままならず
病院通いをされているとのこと。
ばっとお会いした瞬間「ああ、お年を召されたな」と感じた。
このご夫婦は、息子を亡くした後の時間を
もう22年も生きてこられた。
それがどんな時間だったのか
私には想像することも出来ない。
お二人の笑顔を見られたことが、本当に心から
嬉しかった。
今回の帰国の何よりの土産になった。

またシアトルに戻っても、がんばろう。
故郷に戻ることで、大昔の自分に久方ぶりに会えたような気もしていて
思い出したくないこともたくさんあるけれど
ここにいる私も私
あちらにいる私も私
未だ生かされている自分を
謙虚に受けとめて、だけどしっかり見据えて
理解していこう。ひとつひとつ。
分からないことだらけなんだけど
投げ出さず
ひとつひとつ。
そんなことを折に触れて強く感じた里帰りだった。
日本での時間も、あと2日。
Posted by レニア at 00:47│Comments(9)
│ふるさと
この記事へのコメント
Posted by R.O at 2013年09月15日 06:04
亡くなられたお友達のご両親、それはそれは喜ばれたことでしょうね。
あと2日間があなた様に取って、宇宙最高の喜びを得られる時となりますように。また無事にシアトルに戻られることを祈っています。
あと2日間があなた様に取って、宇宙最高の喜びを得られる時となりますように。また無事にシアトルに戻られることを祈っています。
Posted by 麻りも at 2013年09月15日 06:21
あと二日。
ゆっくり、満ち足りた時間になりまうように。
レニア様の文章を読んだ後は、いつも謙虚に生きなきゃ
って思わされます。
ゆっくり、満ち足りた時間になりまうように。
レニア様の文章を読んだ後は、いつも謙虚に生きなきゃ
って思わされます。
Posted by はち at 2013年09月16日 09:57
R.O.さん、
おかえりなさい。始めてのアメリカ本土は衝撃が大きかったですか?
私も大昔に始めて渡米した先は本土(カリフォルニア)だったのですが、やはり日本とのスケールの違いに驚かされた記憶はあります。
ハワイとはかなり違いますよね。ハワイは気候も温暖でアジア文化が浸透しているので日本人には馴染みやすい場所です。でも実際暮らしてみると物価、医療、教育、公共施設などの面で、ハワイという場所は特に裕福でもない私のような一般市民が生活するにはなかなか厳しい所で、、、私は実はシアトルのほうがずっと暮らしやすく感じています。
それでも越して来た当初は右往左往したのでやっぱり慣れなんでしょうね。R.O.さんもこれに懲りずまた遊びにいらして下さいね。
そうそう、日本のアニメに馴染んで育った世代が今ちょうど20代前半になってますから、私の学生にもアニメがきっかけで日本語習いたい!と思ったという子は本当に多いです。日本のアニメにここまでの人気がなかったら私たち日本語講師もおまんま食い上げです。アニメ様々ですよ。
おかえりなさい。始めてのアメリカ本土は衝撃が大きかったですか?
私も大昔に始めて渡米した先は本土(カリフォルニア)だったのですが、やはり日本とのスケールの違いに驚かされた記憶はあります。
ハワイとはかなり違いますよね。ハワイは気候も温暖でアジア文化が浸透しているので日本人には馴染みやすい場所です。でも実際暮らしてみると物価、医療、教育、公共施設などの面で、ハワイという場所は特に裕福でもない私のような一般市民が生活するにはなかなか厳しい所で、、、私は実はシアトルのほうがずっと暮らしやすく感じています。
それでも越して来た当初は右往左往したのでやっぱり慣れなんでしょうね。R.O.さんもこれに懲りずまた遊びにいらして下さいね。
そうそう、日本のアニメに馴染んで育った世代が今ちょうど20代前半になってますから、私の学生にもアニメがきっかけで日本語習いたい!と思ったという子は本当に多いです。日本のアニメにここまでの人気がなかったら私たち日本語講師もおまんま食い上げです。アニメ様々ですよ。
Posted by レニア
at 2013年09月20日 21:25

麻りも様、
初めまして。無事にシアトルに戻りました。
日本では古い友を訪ねることができ、最後の数日も穏やかな幸せな気持ちで過ごすことが出来、感謝しています。かけがえのない故郷での時間で名残惜しかったのですが、こうしてシアトルに戻ると、やはりホッとしている自分に気づきます。今はこちらは「家」ということなのでしょうね。
コメントありがとうございました。
初めまして。無事にシアトルに戻りました。
日本では古い友を訪ねることができ、最後の数日も穏やかな幸せな気持ちで過ごすことが出来、感謝しています。かけがえのない故郷での時間で名残惜しかったのですが、こうしてシアトルに戻ると、やはりホッとしている自分に気づきます。今はこちらは「家」ということなのでしょうね。
コメントありがとうございました。
Posted by レニア
at 2013年09月20日 21:30

はち様、
日本では本当に充実した時間を過ごせました。ありがとうございます。
いつもはあちこち旅行したり色んな人に会ったり、あれも食べたいこれも買って帰ろうとせわしない帰省になることが多いのですが、今回は何故かそういう欲(?)が殆ど無く、出来るだけ家にいよう、家族と過ごそう、そして無沙汰をしてしまった人にお礼を言いに行きたいという気持ちが強くあった帰国でした。
これも年齢を重ねたせいでしょうか。
連日30度の残暑の厳しい鹿児島からシアトルに戻ってみたら、こちらは20度にも満たない涼しさで、秋になっていました。
もうすぐ新学期も始まるので、また頑張っていかなければと思っているところです。
日本では本当に充実した時間を過ごせました。ありがとうございます。
いつもはあちこち旅行したり色んな人に会ったり、あれも食べたいこれも買って帰ろうとせわしない帰省になることが多いのですが、今回は何故かそういう欲(?)が殆ど無く、出来るだけ家にいよう、家族と過ごそう、そして無沙汰をしてしまった人にお礼を言いに行きたいという気持ちが強くあった帰国でした。
これも年齢を重ねたせいでしょうか。
連日30度の残暑の厳しい鹿児島からシアトルに戻ってみたら、こちらは20度にも満たない涼しさで、秋になっていました。
もうすぐ新学期も始まるので、また頑張っていかなければと思っているところです。
Posted by レニア
at 2013年09月20日 21:38

レニア様
- ふるさと - 読ませていただきました。
私も里帰りをして自宅に戻ったばかりです。
レニアさんのような海外からの里帰りではありませんが、今回は色んな事があっての帰郷でしたので、今までとは違った思いをして自宅に戻った夜にレニアさんの日記を読ませていただき、同じような思いをしてきました。
実家にいてホッとした事。
窓からの風が優しく心地よかった事。
今までうっとおしかった伯父や伯母達の存在が心強かった事。
友人達の気持ちが嬉しかった事。
そして何より、すでに両親が旅立って私達姉妹だけになったけど一人じゃない、妹達の存在の大きさ…
故郷っていいな・・・と心の底から思いました。
この一ヶ月、悩み苦しみ・・・そして出した結論。
故郷から離れたくて出て数十年、ホッとできると感じるまでこんなにかかったけど、その故郷に戻る事にしました。
こんなに早く帰りたいと思う日がくるなんて・・・
戻るのはもう少し先になりますが、これからは故郷で生きていきます。
今はまだ辛い気持ちが大きいし、これからの生活を考えるととても不安になりますが、温かい心遣いをしてくれる人達に囲まれて精神的にも気持ちを楽にもって生きていけるのは幸せな事だと思うので何とか明るく前向きに生きていこうと思っています。
他の方も書かれていますが、レニアさんの言葉、文章は心にしみますね。
- ふるさと - 読ませていただきました。
私も里帰りをして自宅に戻ったばかりです。
レニアさんのような海外からの里帰りではありませんが、今回は色んな事があっての帰郷でしたので、今までとは違った思いをして自宅に戻った夜にレニアさんの日記を読ませていただき、同じような思いをしてきました。
実家にいてホッとした事。
窓からの風が優しく心地よかった事。
今までうっとおしかった伯父や伯母達の存在が心強かった事。
友人達の気持ちが嬉しかった事。
そして何より、すでに両親が旅立って私達姉妹だけになったけど一人じゃない、妹達の存在の大きさ…
故郷っていいな・・・と心の底から思いました。
この一ヶ月、悩み苦しみ・・・そして出した結論。
故郷から離れたくて出て数十年、ホッとできると感じるまでこんなにかかったけど、その故郷に戻る事にしました。
こんなに早く帰りたいと思う日がくるなんて・・・
戻るのはもう少し先になりますが、これからは故郷で生きていきます。
今はまだ辛い気持ちが大きいし、これからの生活を考えるととても不安になりますが、温かい心遣いをしてくれる人達に囲まれて精神的にも気持ちを楽にもって生きていけるのは幸せな事だと思うので何とか明るく前向きに生きていこうと思っています。
他の方も書かれていますが、レニアさんの言葉、文章は心にしみますね。
Posted by あひる at 2013年09月22日 04:36
あひる様、
お久しぶりです。以前「妻の祈り」に対するコメントでお母様とお父様のことをシェアして下さったことよく覚えています。
人生の帰路に立ってらっしゃいますね。
私も過去に人生の帰路に立った時には住む場所をガラリと変えました。3回そういうことがございましたが、3回とも海を渡りました。海を渡って全くの新天地へ赴きました。言わずと知れた「3回目」は、ハワイを離れ今いるシアトルへ移住してきたときです。3回とも初めは躊躇しましたが、今振り返ると「新しい地に自分を置く」ということが確実に自分を進化させてきたように思います。
あひる様も様々な葛藤があってその結論に達したこととお察ししますが、引っ越し、いいです!
引っ越しする時は自分が長年抱いてきた多くの荷物を捨てることになります。そのままその場に住む続けていたらおそらく捨てられなかったであろう物も、パッパッパッ!と捨てられます。そういう時は「人生のお片づけ」をする時期に来ているのだなと自分では感じました。要は過去に対する執着を捨てることなのでしょうね。
それまでは「これを持たない自分なんて考えられない」と思っていたのが、実際やってみたら「これを持たない自分も、充分可能だった」と気付く。身軽になると、自分に対する発見が多くあります。
ある一定の場所で同じような日々を繰り返し全うする平穏な人生にも、波瀾万丈で変化に富んだ人生にも、私は同じように価値があると思っています。どちらの人生を歩んでも、皆最後には例外なくこの世を去ります。生きている間に学ぶことがちょっと違うだけ。
生かされている間に経験できることを思う存分楽しんで、満喫していきましょう。そしてこれから新たに発見される自分にちょっとワクワクしてみませんか?「可能性は無限大」私は落ち込んだりした時はいつも、自分にそう思い出させるようにしています。
お互い頑張りましょう。応援しています!
お久しぶりです。以前「妻の祈り」に対するコメントでお母様とお父様のことをシェアして下さったことよく覚えています。
人生の帰路に立ってらっしゃいますね。
私も過去に人生の帰路に立った時には住む場所をガラリと変えました。3回そういうことがございましたが、3回とも海を渡りました。海を渡って全くの新天地へ赴きました。言わずと知れた「3回目」は、ハワイを離れ今いるシアトルへ移住してきたときです。3回とも初めは躊躇しましたが、今振り返ると「新しい地に自分を置く」ということが確実に自分を進化させてきたように思います。
あひる様も様々な葛藤があってその結論に達したこととお察ししますが、引っ越し、いいです!
引っ越しする時は自分が長年抱いてきた多くの荷物を捨てることになります。そのままその場に住む続けていたらおそらく捨てられなかったであろう物も、パッパッパッ!と捨てられます。そういう時は「人生のお片づけ」をする時期に来ているのだなと自分では感じました。要は過去に対する執着を捨てることなのでしょうね。
それまでは「これを持たない自分なんて考えられない」と思っていたのが、実際やってみたら「これを持たない自分も、充分可能だった」と気付く。身軽になると、自分に対する発見が多くあります。
ある一定の場所で同じような日々を繰り返し全うする平穏な人生にも、波瀾万丈で変化に富んだ人生にも、私は同じように価値があると思っています。どちらの人生を歩んでも、皆最後には例外なくこの世を去ります。生きている間に学ぶことがちょっと違うだけ。
生かされている間に経験できることを思う存分楽しんで、満喫していきましょう。そしてこれから新たに発見される自分にちょっとワクワクしてみませんか?「可能性は無限大」私は落ち込んだりした時はいつも、自分にそう思い出させるようにしています。
お互い頑張りましょう。応援しています!
Posted by レニア
at 2013年09月23日 15:38

レニア様
以前のコメントの事を覚えていて下さってるとは…とても嬉しいです。
両親は40数年連れ添って、私はその半分位です。
「人生のお片づけ」…そうなんですよね!!
すっぱり切り捨てて、切り替えて…周りにも言われています。
それが、臆病な私はこれからの生活の不安ばかりが大きくて、せめて「大好きな物に囲まれて生活したい」と言う気持ちを捨てきる事ができません。
それでも極力処分していけるように…と荷物の整理に精を出す日々です。
整理整頓が下手な私には大仕事です。
周りにしてみれば「それ必要?」と言われますが、元気の元になるから…と言い訳ばかりして、切り替えられない自分が情けなくなったり、気持ちの浮き沈みに落ち込みそうになりながらも、引越に向けて少しでも前向きにやっていこうと思っています。
「可能性は無限大」…レニアさんからの二つの言葉を心に刻んでこの先の生活を楽しめるように頑張りたいと思います。
私の故郷も九州(北部)なんですよ!それに多分同世代。
北も南も良いところですよね♪
以前のコメントの事を覚えていて下さってるとは…とても嬉しいです。
両親は40数年連れ添って、私はその半分位です。
「人生のお片づけ」…そうなんですよね!!
すっぱり切り捨てて、切り替えて…周りにも言われています。
それが、臆病な私はこれからの生活の不安ばかりが大きくて、せめて「大好きな物に囲まれて生活したい」と言う気持ちを捨てきる事ができません。
それでも極力処分していけるように…と荷物の整理に精を出す日々です。
整理整頓が下手な私には大仕事です。
周りにしてみれば「それ必要?」と言われますが、元気の元になるから…と言い訳ばかりして、切り替えられない自分が情けなくなったり、気持ちの浮き沈みに落ち込みそうになりながらも、引越に向けて少しでも前向きにやっていこうと思っています。
「可能性は無限大」…レニアさんからの二つの言葉を心に刻んでこの先の生活を楽しめるように頑張りたいと思います。
私の故郷も九州(北部)なんですよ!それに多分同世代。
北も南も良いところですよね♪
Posted by あひる at 2013年09月24日 12:56
私には、到底できません。本土を知らなかったせいか、何だか打ちのめされたような、「お前が太刀打ちできる場所じゃないのじゃ」と言われているように、感じる時が、多々ありました。
今回は駆け足旅行でしたので、余計にそう思ったのかもしれません。
所詮、端から端まで2000キロもない島国で育った者として、本土は、あまりにも巨大で、もう少し肝を据わらせて行く場所だと痛感いたしました。
アメリカの人は、パワフルで、疲れたとは言わない、食べ物にもそう神経を使っているようには見えず、買い物しても、いちいち袋に入れてくれない。
エコなんですね。次回があるとしたら、絶対エコバッグ持って行こうと決心しました。
そうそう、リトリートに「大学で日本語を専攻しているというお嬢さん」がいらして、彼女の日本語に、緊張の糸がぷっつり切れてしまったのでした(笑
今では、私はローマ字、彼女はローマ字と日本語でメールをしています。
このように、日本語に興味を持って下さる人が、いらっしゃるとは、日本も、ちっぽけだけど、他の国から注目されているってことでしょうか?
でも、日本語を習うきっかけが「セーラームーン」だったとか(爆