スポンサーサイト

上記の広告は90日以上記事の更新がないブログに表示されます。新しい記事を書くことで、こちらの広告が消せます。

  
Posted by チェスト at

日本人妻が集まれば...

2011年11月28日

11月もそろそろ終わり。

12/7に今学期が終了するうちの大学でも、そろそろラストスパートかかってきました。

感謝祭の連休前、「期末試験の話し合い」という名目で
同僚の先生とランチ。

うちの大学には非常勤も含め6人の日本語講師が働いています。

全員、女性。
全員、日本人。
(そのうち2人はアメリカ生まれアメリカ育ちの日系人)

もちろん全員、日本語ネイティブ。



それぞれ受け持つクラスの時間がバラバラなので、ランチミーティングといっても
入れ替わり立ち替わり。
各々が教え終わったころにやってきて、
また次の授業が始まるころには抜けなきゃならないという...

なので時間を気にせずずっと座っていられる、大学の目の前にあるインド料理のバッフェに行きました。


せっかく同じ大学で教えているというのに
学期中は各自が忙しすぎて、ゆっくり顔を合わせる機会はほとんどナシ。


なので、こうして久しぶりに集まると
いつの間にか期末試験の話はそっちのけ。
仕事「以外」の話しで、おしゃべりに花が咲く。


「○○ちゃん(お子さんの名前)どうしてる?えー、もう18歳になったの???」

「感謝祭は? あーお宅も親戚一同集まるの?うちもよ〜、こればっかは嫁の勤めで参加せざるを得ないよね〜」



全員が女性と書きましたが
加えて、全員既婚。

6人のうち、私を含め5人は子供がいる家庭。
お子さんは、下は8歳から、既に自立して働いてる息子さんがいる人も。


そして、全員、旦那さんはアメリカ人。


...ということは
家での会話はどうしても英語中心になるわけです。


なので、こうして女同士あつまって
日本語で暴走 できる機会は

私たちにとってはとーっても貴重なひと時となるわけです。


皆さん経歴もすごくて、今まで教えたことのある大学を例に挙げると
ワシントン大学、コーネル大学、ピッツバーグ大学、カリフォルニア大学、、、
日本では
早稲田大学、一橋大学、東京外語大などなど。

そんな人たちが縁あって、
今こうして同じ大学で教えている。。。

私だって3年前に、ハワイから越してこなければ
彼女達に会うことはなかったわけです。

巡り合わせって、本当に不思議。



ハワイに居た時もそうだったのですが、
シアトルに来てからも、私は行く先々で同僚にだけは本当に恵まれていて
職場でのゴタゴタした人間関係に悩んだ、とか
そういう経験がほとんど無いのです。

職場では、いつも素晴らしい出会いが待っています。

同僚は、共に支え合い助け合う、大事な仲間。

教師としても、刺激を受けること満載
学ぶこと満載。

人間としても、素敵な人ばかり。
人生のセンパイとして、そして同じ日本人女性として
尊敬する人ばかり。
アメリカでがんばる日本人同士、励まされることもいっぱい。




ランチのとき、ボス(日本語科のコーディネータ。私を雇ってくれた人)が
皆へとプレゼントを持ってきてくれました。

「ブックマーカー(しおり)」




各自、色違いでもらいました。

よく見ると、「Special Teacher」の文字。



こんなさりげない優しさが嬉しい。。。

よっしゃ!これからも頑張って、いい仕事をするぞ〜!って思う。


仕事は究極、生きていくためにするものだけど
こうやって仕事の難しさ、そして喜びを
共有できる仲間がいる

これって

本当に幸せなことですね。





  
Posted by レニア at 20:29Comments(4)

I'm hungry...

2011年11月21日

I'm hungry...


マイケルの口ぐせだ


19歳と3ヶ月。まだまだ食べる年齢だろう。

特に、最近仕事を始めたので余計にエネルギー消費するみたいで
よく食べる。

結婚して以来、何はさておき苦労したのは、この子の食事。
とにかくものすごい偏食だったのだ。

未だにシーフード類にはほとんど手をつけないが(エビフライはかろうじて食べる)
以前に比べるとずっと野菜も食べるようになった。
おやつにもスナック菓子などではなく
オートミール、ヨーグルト、シリアルなどをつまむようになった。


それでも、我が家では夕食に

ごはんとみそ汁
焼き魚
おひたし or 酢の物

なーんて訳にはいかないのがツライところ。



さて、東京に住む叔母からそれはそれは美しい大皿をいただいた。
有田焼窯元「深川」のお皿





こちらではなかなか手軽に手に入らない和食器。
こんな美しい和食器を見ると、食事する前からうきうきしてしまう。
アメリカの食文化には食事を美しく盛り視覚からも楽しむという感覚がないため
結婚したころ夫が所持していた食器類は、必要最低限の
それはそれはベーシックなものばかり。

私はハワイを離れる時、大半の物を手放してきたため
しばらく我が家では1枚の質素なプレートに
野菜類、お肉類、炭水化物を一緒にてんこもり、みたいな
初めのころはそんな味気ない食卓の風景が続いた。


生活が安定してくるにつれ食器の数も増えたが
それでもアメリカにいて「これ、ほしい!」と思わせてくれるような和食器に出会うことはあまりない。

なのでこの叔母からの贈り物は心底嬉しかった。



さて、何を作って盛ろうかなあ〜と色々イメージを膨らませていたが。。。



マイケルが食べるもの

ということで、この美しい有田焼大皿の我が家でのデビューは
結局これ↓になってしまった。。。 (叔母ちゃん、ごめんね)




余談ですが、うちの男どもはキャベツを生で食べません。
(これはアメリカ人に共通してること?)
なのでトンカツには必須の「キャベツの千切り」はうちでは却下で
変わりに別途でサラダを作りました。



今夜はお皿の優美さを尊重して少しずつ盛ったが
カツは合計10枚揚げた。
夜中から働く男2人を食べさせないといけないとので、どうしてもこの量になる。
このうち私が食べたのが1枚
夫が3枚
マイケルが4枚
残りは夫のお弁当+仕事あがりのマイケルのお夜食になった。


それにしても、この美しい大皿にトンカツってのはやはり。。。。DOWN

私:まだ食べる?

マイケル:うん。


その度にキッチンに戻ってトンカツ切っては盛り、テーブルに戻るワタシ。。。
結構せわしない。
次回からはこのお皿でトンカツは、やっぱ止めよう 困ったな


ちなみにこれが普段トンカツに使うお皿。





ところで夫曰く、アメリカ人にはポークをdeep-fryする(油で揚げる)という食習慣は無いそうだ。
deep-fryするといえば、チキン。
なので、うちでは「トンカツ」ならぬ「チキンカツ」もよく作る。
専ら胸肉を使うので、もも肉を使う「唐揚げ」よりは若干あっさり。
実は私もトンカツよりはチキンカツのほうが好きだ。


ただ、チキンカツを「まんま」食べるのならいいのだか
うちの男どもが好むのは、それにタップリのチーズとトマトソースをかけ、さらにオーブンに入れて調理する
「パルメジャン・チキン」というやつ。


総カロリーはいかほどか。。。想像しただけで恐ろしい。
見てくだされ、この量。
これを殆ど2人でペロリと平らげます。




マイケルは今夜も11時には仕事に行った。今ごろこの寒い夜中に一生懸命働いていることだろう。
夫もあと1時間もすれば起きて仕事へ行く。

2人になるべくパワーの出るものを食べさせようと思うが
それにつき合っていると40歳をこえたおばちゃんは胃がへとへとになりそうや。

西洋人と東洋人って
体内にある「酵素」の種類が違うんだそう。
狩猟民族である西洋人は、農耕民族である私たち日本人に比べると
肉を体内で分解する消化酵素の力がずっと強いのだとか。
だからあんなに肉食べても、ケロリとしてるのね。。。


夫とマイケルを、私の好む食事内容(豆腐、海藻、野菜、魚)につき合わせたら
おそらく体力が持たないだろうな。

40代の夫と2人きりならまだしも、若いマイケルがいる間は致し方ない。

明日は「ラビオリ」の予定。(またトマトソースかい...苦笑)




  
Posted by レニア at 19:46Comments(4)子供

初雪

2011年11月20日


今週末、雪ふるってよ

と夫に言われて
 
え〜、うそー!だって、まだ感謝祭まえだよ!

といいながら
去年の教案ノートを見てみたら、あら、同じ時期に大雪が降って学校が2日も休校になってるわ。。。

金曜になっても、ちらほら太陽晴れが見えたりして

ホントに雪ふるの〜〜??


仕事あがり、のんきに夫と飲みに出かけたりしてた私。



ところが、夜中になりかけた頃
窓の外をふと見ると
うわーふりだした、ふりだした。。。。雪



マイケルは2週間ほど前に仕事をみつけた
それもクリスマス商戦に向けての夜中の搬入の仕事
深夜11時に出勤してゆく

雪の中を運転するのは初めてだし
しかも真夜中だし
かなり心配...


でも、今朝起きる頃には雪も路上にはあまり残っていなくて
本人も無事帰宅したので、一安心


今週は、感謝祭の祭日がある。

それが終わったら、いっきにクリスマス サンタ


2011年も、あっという間に終わりそうです。



  
Posted by レニア at 17:47Comments(0)

帰省 2011 ... 灰のふる日

2011年11月04日

灰がめっちゃ降った、ある日

ぶらり、おでかけ



中央駅アミュプラザ




夫:あれ、何してるの〜?


ちょうど何かの物産展をしてました


ランチに立ち寄ったレストラン街で、入ってみたステーキ屋さん

そのステーキの、
まあ〜〜〜 美味しいこと!!!

夫:こんなとろけるステーキ、食べたことない!


ドラえもん、いたく感動。。。

それもそのはず。 鹿児島黒毛和牛 のステーキでした 食事


さすが、食のレベルがめちゃめちゃ高い 日本 日本国旗
こんな高品質ビーフ
アメリカではなかなかお目にかかれません。



お腹いっぱい、ハッピーになったところで...




夫:あ!Ferris Wheelがある!乗ろう!

私:え〜、だってこんな灰が降ってるのに、
  なんも見えんよ、きっとー





聞く耳もたない、ドラえもん





アミュの観覧車に乗るのは、私もこの時が初めて。

たまたま「シースルー」ってのが来たので、それに乗った。

おお〜、足元まで丸見え。。。上がる上がる。ちょっと怖かったりして。。。



夫:うわ〜〜、桜島だ! でも、すごい灰だ!!

うん、ホントすごい灰。
もろ、こっちに来てるねえ。

灰が降ってなかったら
最高の眺めだったろうに




 

帰りの車中にて

夫:あれ? なにか銅像が立ってるよ。



夫:あれ、なに? あれ、誰?



私:えーとね、えーとね、
  ごめん、今ちょっと話しかけないで!
 (運転中)
    右と左 間違える!!


夫:え〜、あれさ〜、なんかさ〜、雰囲気がさ〜



私:なに!?


夫:なんかさ〜...

 


  パパさんに 似てるよね〜






鹿児島の偉人だが

はたして



褒めことばに なるだろうか。。。




 

   ***** おまけ *****


「セブンイレブン」 とうとう鹿児島にも進出ですか!? 



  
Posted by レニア at 12:10Comments(4)ふるさと

タイムリミット

2011年11月01日

Sweetie, Chizue's mother passed away...


もう、目覚ましが鳴ろうかというときに
携帯がなり、出てみたら夫だった。



私:What? How did you know??

夫:She posted it on Facebook.




ちずえさんはシアトルのお友達で、神戸出身の方。
数日まえ いきなり日本に帰国された。


夫からの電話をきってすぐ まだベッドの中にいながら
携帯でFacebookをチェックする。
たしかに 彼女のPostingがあった。


今日は、なんとそのお母様の78回目のお誕生日だったそう。
お誕生日を迎えることなく
逝ってしまわれたとのこと。

ちずえさんは 一週間まえにシアトルからお母様へ誕生日カードを送った。
お母様の旅立ちには間に合わず
それは日本に届いた
彼女はそのカードを自分で受け取ることになった。


仕事にでかける準備をしながら
彼女の今の心情を思い
朝からキリキリ 胸が痛んだ



私の母も
いつかはこうして 逝ってしまうだろう。
私はそれをちゃんと受け入れることができるだろうか


彼女との時間は あとどのぐらい残っているのだろう

遠すぎて、頻繁に会うこともままならないのにという
無念な気持ちがこみあげる



今日は ハロウィーン


私のクラスにも可愛いドラキュラや魔法使いやポケモンや
セクシーダイナマイトが
血を流して座っていた


よい機会なので「かわいい」「こわい」を教えてやると

なんで「cute」「scary」の発音が 日本語ではそんなに似ているのかと
ケラケラ笑う学生たち

そんな様子を見てて、ちょっと気持ちが和んだけど
ふと気が緩むと
ジワリと もの悲しさが
奥のほうまで沁みてくる


今日はそんな 10月の最後の一日だった。


シアトルはそろそろ紅葉も終わろうとしています。





  
Posted by レニア at 16:56Comments(0)