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Posted by チェスト at

ちゃわんむしのうた

2011年07月29日

朝、仕事に向かって
高速を走る。

快晴のシアトル。

遠くにちょっとだけ、レニア山も見えた。




いきなり頭の中で

『ちゃわんむしのうた』

鳴り始めた。





んーだもこーら いーけなもんな ♪
(まあまあ、それは一体どんなものなのだろう?)

あーたいげーの ちゃーわんなんだ
(私のうちの 茶碗などは)

日に日に三度もあろもんせーな
(毎日三度も洗うので)

きれーなもんごゎんさ〜
(きれいなものですよ)

茶わんにつーいた むっじゃろかい
(茶わんについた 虫のことだろうか)

めごなど けあるく むっじゃろかい
めごなどを 歩き回る 虫のことだろうか)

まこーて げんねっこっじゃ わっはっは
(まったく 恥ずかしいことですね わっはっは)






........







めご って



何???




(鹿児島県人でない皆さん、超ローカルな話題ですんません)  

Posted by レニア at 16:58Comments(7)ふるさと

ちっぽけな自分

2011年07月26日

人間、生きてればリズムってある。

トントントン
って進むときもあれば

持てる力を振り絞っても
1ミリも進めないような

そんな
気分になるときも。


ふとしたきっかけで

または
きっかけなんか無くても

自己価値観

っていうんですか。

それが、なぜか
ズドーンと落ちちゃって


だめな、私
私、ダメダメ人間


てね。


一度、「私、だめだめ」モードに入ると
しばらくはそこに潜伏するので
甘んじて受け入れます。

私の場合、過去に受けた傷が
いきなり浮上して
...というパターンが多いのだけど

これ、

抜けるのも「あれ?いつの間に?」って感じで
いきなり終わるので

それまでは、take things easy


できれば、
ゆっくり湯につかって本でも読みたいところだが
残念ながら今はそんな時間はないので

でもいつもなら100%やる明日の仕事の準備も
今日は80%で、やめる。
今日はここで終わり。

体を冷やす、冷たい飲み物も
今日は飲まない。

なので、今夜のお供はビールではなくて
こやつ。




これだけ付き合いが長いと
自分の扱いも
だんだんわかってくるものですな。


ラッキーなことに、私は親友と暮らしているので
ちっぽけな自分を
言葉にして発信したいときは
やつに聞いてもらう。

でも今日は
発信モードではなかったので
ちっぽけな自分を、内に抱いて
なんとなく自分といる。


  
Posted by レニア at 18:30Comments(2)自分さがし

帰郷 in 2009 〜その2

2011年07月10日

これの続きです。



夫、初めて乗った新幹線。


何に感動したかって、そりゃ手元にある これ↑です。

同行していた父が、売店からぎょーさん買ってきてくれました。

夫:え?電車の中でビール飲むの?飲んでいいの?

私:うん、日本ではね、新幹線乗ったらビール飲んで
 駅弁食べるっていうのが、規則で決められてるんだよ。


(これは冗談だと、あとで訂正しておきました)




さて、新幹線に乗って向かった先は、こちら。

福岡 Yahoo Dome




日本で初めての野球観戦。ソフトバンク VS. ロッテ

マリナーズのキャップをかぶって挑みました。



アメリカの野球観戦では、7回に入るとき

Take me out to the ball game ~ ♪

と観客がいっせいに立ち上がって歌を歌いますが、

日本では、なんと...


風船を飛ばす??? (それとも、これは福岡だけ??)


これには私も相方も、ビックリ ビックリ

(実は私も、日本での野球観戦はこの時が初めてだったのです)

周りの人たちがいきなりこの黄色い風船をふくらまし始めたとき

え?え?何が起こるの??

と目を点にしていた私たちに

ちょうど真後ろに座っていたお嬢さん(ロッテファン)2人が
それはそれは親切に
「これ、、、よかったらどうぞ」と
私たちにも1つずつ風船を下さったのです。
感激。。。 ラヴ



さて、博多に来たとなれば
これは外せないよね。


ああ、至福の時。
ああ、おいしかった。






夫:自転車がいっぱい停まってる〜、なんで?


夫:よく歩くね〜。


夫:まだ歩くの〜。


夫:まだ〜。





夫:No wonder people in Japan are all so skinny!
  (日本の人はみんな、痩せてるはずだわ!)


夫もおそらく日本に半年も住んだら
ドラえもん体型ではなくなるかと、、、思います。




日本に行く前は、私のことを

You are too skinny! もっと食べなきゃ!

と言っていた夫も

実際日本に行って、


私が実は ちっとも skinnyではない ことに

気づいてしまったようで、、、

それ以降「too skinny!」とは
言われなくなりました... べー






  

Posted by レニア at 19:30Comments(4)ふるさと

Happy 4th!

2011年07月06日

Happy 4th of July!

"7月4日(独立記念日)おめでとう!"


昨日アメリカは Independence Day(独立記念日)
祭日だった。

独立記念日と聞いて、頭にうかぶのは

1.花火
2.バーベキュー
3.パレード


でしょうか。

すっかりお祭り化してしまった感のある祭日だが

この日は、アメリカがイギリスの統治下から独立した
記念すべき日なのだ。




さて、おかげさまで、ケガもすっかり良くなった夫。


昨日はうちも伝統(?)に従い
バーベキューをした。
肉大大〜好きのマイケルが、バーベキューにするとたいそう喜ぶ。
私は年のせいか、お肉はもう体があまり欲さないようで
トウモロコシとかソーセージとかつまんでるだけで、なんかお腹いっぱい。。。


そして、飲む。

私はこれ。


夫は相変わらず、これ。


彼はこの Bud Light に、レモン果汁を少し入れて飲むのがお気に入りだ。





私:ね、ところでアメリカが独立したのって 何年のこと?

と聞くと

夫:1776年だよ。


即答できるところが、アメリカ人。。。



ん?
とういうことは

2011年ー1776年で...


え?アメリカ合衆国って
まだ、たったの235歳なの??





わっかい国やな〜〜
Your country is sooo young!

(思わず声に出てしもた)





夫:じゃあ、日本ってどのぐらい古いの?


私:え? ん〜〜とね、、、。 


ここで即答できない日本人のワタシ。



(縄文時代って、紀元前1万年以上まえだよね、、、でもあれを国の始まりと見なせるか?)

(弥生時代には農耕文化が確立と習ったけど、でも国家は。。。)

(卑弥呼さんやら統治国家がようやく出て来たのは、、、2世紀位?3世紀?)



...どこが日本の始まりなんだろう。


実はよく知らない、自分の国のこと。
海外に住んでいると、そう痛感することしきりです。





  
Posted by レニア at 18:27Comments(4)小さな幸せ

帰郷 in 2009 〜その1

2011年07月05日

2年前、初めて夫を連れて
鹿児島に帰った。

マイケルは高校があったので、兄夫婦にお願いしていった。


夫にとっては、その時が生まれて初めての海外旅行。

初めてのパスポート。
初めての国際線。

自分の母国アメリカの地を離れて
初めて訪れたのが、遠い東洋の国
「日本」だった。

私:日本で何がしたい?

と発つ前に聞いたところ

夫:日本の日常を体験したい

と言った彼。

滞在も1週間ととても短かったので
どこにも寄らずまっすぐ鹿児島に帰り、ほとんど家族と共に時間を過ごした。





私の実家のとなりには妹一家も住んでいる。

姪っ子二人は、毎朝近所のお友だちと集まって
一緒に学校まで歩いて登校していた。


夫:日本の小学校って、制服あるの??
(アメリカの公立小は制服なんてありません)

夫:みんな同じ Backpack しょってる〜。

私:「ランドセル」って言うんだよ。


その姿がとっても珍しく、可愛かったらしい。

夫:写真撮らせて〜。

高学年のお兄ちゃんお姉ちゃんが、低学年の子の面倒を見る。

こういう習慣がすごくいいね。
アメリカもこうあればいいのに


と夫は言っていた。



オドロイていたのが、日本のトイレ。

夫:シャワーが出るトイレ!!!

私もつくづく思う。
日本のトイレは世界一だわ〜〜。
冬は便座が温かいなんて、ああ夢のよう、、、シアトルに持って帰りたい。

実家のトイレ(撮:夫)



こちらも初体験。某スーパーにて。


日本では自分で買った物は自分で袋に詰めるところが
ほとんどですよね。

はい、買い物かご、ここ置いて〜。
袋はそれを使うんだよ〜
セロテープはここだよ!


と姪っ子に指導を受けておった。


ある時は、道ばたに停まっていたこの車↓を見て



夫:あ!Coke(コカコーラ)だ!
  うわ〜〜〜小さい車。。。おもちゃみたい。。。


...えらく珍しがって、ここでも写真を撮っておった。

そういや、アメリカには軽自動車なんてものは
走っておりませんなあ。

日本の人は、狭ーい道をこうした小さい車でスルスルスルっと
巧みに走っていきますよね〜。
私もたまに帰ると、それには毎回感心する。



そして日本の、美容院デビュー。


スキルは世界一。
そして終わりには肩まで揉んでくれる。

なのに
なのに

チップを払わなくていい


世界には、こんな美容院も存在するんだよ。


2年前に鹿児島のこちらで髪を切っていただいてから
夫はシアトルでも
日本人以外の美容師さんには
行けなくなりました。。。困ったな


夫、(当時)38歳。
オドロキの旅はつづく。

  
Posted by レニア at 15:35Comments(6)ふるさと

初めての車

2011年07月02日

8月で19歳になるマイケル。

ちょっと早いけど誕生日プレゼントを買った。


めっちゃ古い、TOYOTA Camry のワゴン車。

マイレージ(走行距離)が低くとてもよい状態だったので
本人の希望も聞いた上で、これに決めた。



ちまたには
まだ高校生なのにピカピカの新車を運転して
通学するようなティーンエージャーもわんさかいるが
うちではそんな贅沢はできず

というか
そういうふうに物を買い与えることは、結局マイケルのためにならないという点で
夫婦で意見が一致しているため

高校修了、そしてお誕生日のプレゼントも兼ねて
車を買ってあげるけど、上限はこれ。
これ以上のお金は出せないから、この範囲で車探しなさい。


と本人に告げた。



ホントは、ティーンエージャーに人気のある
HONDAシビックの新しいモデルとか、
フォルクスワーゲンとかマスタングとかが欲しかったと思うけど

色んなディーラーのサイトを見て車を探すことによって
それらの車が、たとえ中古であってもいくらぐらいする物なのか
現実を目の当たりにしたようで

それもマイケルにとって
良い学びの経験になったようだ。


19歳の目には到底「Cool」とは映らない
この古いワゴン車。

これをサイトで見つけて
実際ディーラーに試乗しに行ったとき
本人に「What do you think? (どう?)」と聞いたら

This is fine. (これでいい)

と言った。


夫は

デートの時、これで女の子を迎えに行っても
この車はおまえの自尊心を高めてくれるような
"セクシー"な車じゃないかもしれない。
でも、車はそのためにあるんじゃない。
これが、これからのおまえの生活の足になるんだから
故障なくしっかり走ってくれるかどうかが第一条件だ。
大事に扱えよ。


と言った。

私は、付け加えて

どんな車で迎えに行っても、そんなこと関係なく
あなたが好きと言ってくれるような女の子を
恋人にしなさい。


と言った。



アメリカには日本にあるような「自動車学校」がない。

マイケルはすでに筆記試験だけは合格してるので
今は夫がとなりに座って、空き地などで運転の練習をさせている。

そして実車の試験の時には自分の車を持参して
試験官をとなりに乗せ、テストを受けることになる。
そうやって実車のテストに合格して、晴れて免許を手にする。

免許をとって、この車で自由にあちこち走るようになったら
マイケルはどんどん巣立ってゆくだろうな。






  
Posted by レニア at 07:13Comments(12)子供