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Posted by チェスト at

元妻の夢?

2012年09月24日

へんな夢見たなあ。。。


日曜の朝のベッドの中、夫がつぶやいた。

まだ半分寝ぼけていた私。
「何の夢見たの?」と目を閉じたまま聞いたら
元妻の夢だと言う。

夢の中ではさ、俺まだCと夫婦なんだ。
最悪の結婚生活で、悲しく暗〜い気持ちで日々を過ごしているんだけど
なぜか結婚生活を続けている。

マイケルもいて、でも4歳じゃなくて今の年齢でさ
「親父、もういいかげんにしろよ。離婚しろよ」って俺に向かって言うんだ。。。



その言葉を聞いて、夫のほうを見た。

仰向けになった夫の、ちょうど胸の上に
ココが気持ちよさそうに横たわり、ゴロゴロ喉をならしている。
彼はそんなココを左手でやさしく撫でていた。

キキは私の足もとで寝ていた。

私:あなたは今のあなただった?
夫:うん、今の年齢だったと思う。
私:奥さんは?
夫:最後に顔を見たときのあいつ、、、かなあ。


夫は天井を見上げたまま、そう続ける。

横顔から感じ取れる印象だと、顔をしかめているわけでもないが

Are you ok?

と思わず聞いてみた。

うん、全然だいじょうぶ。ただ妙な夢だったなあ〜と思って、

と夫。



ハワイから戻った翌日にお医者さまとのアポがあったが
夫は今回も仕事復帰を認められなかった。
次は10月半ばに来てくださいとのこと。

ケガをしてから休職扱いになり、もう4ヶ月になる。

すっかり日常生活には何の支障もないほど回復した夫だが、彼の仕事はそれだけ体への負担が大きいということなのだろう。
お医者さまのいいつけどおり、定期的にフィジカルセラピーに通う日々だ。


もともと家にいるのが好きな人なので、退屈した様子もなく
毎日あれやこれやとしながら過ごしているようだが、、、

普段は夢を見てもほとんど覚えてない人なのに珍しいことだったので、しかも内容が内容だったのでちょっと気になった。



夫の元妻には、会ったことがない。
マイケルの実母なので、私はステップマザーとして本来なら彼女とマイケルのことに関して色々とコミュニケーションを取らなければならなかったところだが、全くの音信不通になって久しいので、夫もマイケルもここ10年ぐらい会っていないそうだ。
どこにいるのかも分からないし、会う気もないという。


私も相方も、ある程度の年齢になってから一緒になったので
お互いそれなりに過去がある。

普通はカップルの間でそういう昔のあれこれは、
伏せておくのが常だと思う。

私も初めはそう思って、夫とつき合うようになって最初のころは自分の昔の事はあまり話さなかった。

でも、例えば思い出話をしている時に
あえて「その部分」を避けて話をしていて、何だか不自然?になったことが何度かあって

そのたびに夫に

別に隠さなくていいよ。俺そういうの気にならない人だから。

と言われた。

えー、そんなことはないでしょうと初めは思っていたが
本当に気にならないよう。。。だって

彼は自分の昔のことも、何でも話すから。

おそるべし、ぽよよんドラえもん(笑


逆に私はそんなに器の大きい人間ではないので、
いや〜そこまで話してくれなくていいわという時は
きちんと相手にそうお伝えしたが。



アメリカ人とはそういうものか?と思って友人に話すと
いや、それは普通じゃないでしょうと言われる。

アメリカ人日本人という話じゃなくて、夫が単にそういう人間なのだろう。
本人曰く「過去もぜんぶひっくるめて君だから」なのだそう。

でもそんな夫と日々暮らしているうちに、私も感化されたのか
過去のことを話したり聞いたり
その時、自分がどういう思いだったかを伝えたり
その時、相手がどういう思いだったかを聞いたりすることが
次第に当たり前になってきた。

今朝も、元妻の夢を見たと聞いて
えー、前の奥さんの夢〜?どういうこと〜?
と複雑な気持ちになったというよりは

「何か無意識下に、悩みごとでも抱えてるのかな?」 と純粋に心配になった。


というのも
私自身、仕事のストレスが溜まったり何か追いつめられた心理状態のときに

昔、自分を悲しい思いにさせた人の夢をよく見るからだ。




明日からとうとう新学期。

お天気の日曜だったというのに、何が悲しいかな
一日中デスクで仕事しっぱなしで、私のほうがずっとストレスいっぱいだと思うんだけど

パワーストーンの効力か?

えーん、仕事が終わらなーい!!と口では文句言いながら
心はなんだかウキウキしている。


午後には、リビングから

「行けー!!そこだー!!」と

TVのフットボール中継に向かっておたけんでる相方の声も聞こえた。


ので、ま、大丈夫だろう。


なんつったって、無敵のぽよよんドラえもんだから。




  
Posted by レニア at 15:50Comments(2)夫婦

嫉妬?

2012年09月06日

失踪したキキが帰ってきてくれてから
2週間が経とうとしてるが

なんだろう。。。キキの性格が変わってしまったように感じる。


以前は

1. 一人(一匹)でいられなくて、私か夫の後を必ずついてくる

2. 名前を呼ぶと振り返るか、ニャアと返事をする

3. ただいま〜と帰ってくると玄関口で出迎えてくれる

4. よくひざに乗ってきて寝る

5. 抱きあげると喜んで首のあたりにすりすりする

6. 体をなでてあげるとゴロゴロのどをならす

7. ベッドにあがってきて一緒に寝る



こんな事が普通だったのに

なんていうか、甘えてこない。。。

名前を呼んでもフイとそっぽをむくか無視するか。
なでたり抱いたりしても、あまりゴロゴロ言わないし
ベッドで一緒に眠らなくなった。


キキ、いきなりの「ドライでクールな男」への変貌。

なんだか、寂しい〜〜〜。。。 くすん






ココとは、仲が悪いわけではないが
お互いをグルーミングし合うほど仲良しなわけでもない。


時々、お互いにネコパンチでじゃれて(?)遊んでいたりして
そのうち本気になるのか
「フーッ!」なんて威嚇の声が上がったりする。

それなら各自、別々の場所で好きなことしてればいいのに
何故か、いつも片方がいる所に片方もやってくる
...というパターン

気になるんだろね。





後から新入りさんが入ると、先住ネコが飼い主の愛情を持っていかれたと解釈して
態度がガラリと変わることがある、と何かで読んだことがある。

キキもこのパターンなのだろうか。



まだ子猫でやんちゃなココに、自然と手がかかることが多いので
自分たちではなるべく意識して、キキを優先して

帰宅してもまずは最初にキキの名前を呼んで話しかけるとか
食事もキキの皿を先に下ろすとか
「大好きだよ」といっぱい言ってあげるとか

努めてはきたつもりなのだが、、、





この変化は、やっぱり
「ジェラシー」???


多頭飼いの難しさ。。。
経験のある方がいたら何かアドバイスいただきたいです。





そんな折、
どうしてもこの夏に会っておきたい長年の友人がいて
昨日になってハワイへ行くことを急きょ決めた。

明日発つ。


人に会うのが目的だし、そろそろ新学期の準備も始めなければならないので
滞在できるのはほんの5日間ほどだが


そのあいだに、キキがすっかり私のことを忘れてしまったら。。。なんて考える



5日後「ただいま〜」と帰ってきたら


「あんただ〜れ?」



なんて目で見られたりして!? ガーン 



  
Posted by レニア at 14:12Comments(2)ねことの暮らし

20歳

2012年09月01日

27日はマイケルの誕生日だった。

20歳になった。



前日深夜、日付けが変わった時点で夫と2人して「おめでとう」のメールをするも
返信なし。

翌日の誕生日当日になっても、うんともすんとも言ってこない。


まぁね〜、20歳だもの。もう親とどうこうする年ではない。
私も20歳の時は大学の友達と始終つるんでて、殆ど家にいなかったし。

おそらく前夜に仕事あがりに友達とそのまま飲みに行くか何かして、明け方まで遊んでて
まだ寝てるんだろう。
今日も仕事なのかな。仕事が休みだったらお祝いに食事でもと思ったけど
この調子だとまた後日だね、と夫と話していた。

。。。と思ったら

8時ごろになって

I'm coming over now.(今からそっち行く) とメール。


私と夫はもう夕食を済ませていたので
お祝いを兼ねて久しぶりに3人で外へ出かけることにした。







さて先日の、甥っ子姪っ子が小さい時の写真。



マイケルは B の赤ちゃん。

当時はいとこの中で一番年下で、ちびっ子の間でもひときわ幼い。

それが20年経って、

こうなった。↓


今では体格も夫と変わらないか、マイケルのほうがちょっと大きいぐらい。

久しぶりに会ったら少し痩せたなと感じた。
顔がずいぶんシャープになってきた気がする。



アメリカでは成人する「18歳」と、飲酒がみとめられる「21歳」の誕生日が
子供たちにとっては大イベント。
「20歳」の誕生日はあまり意味がなく淡々としている。

でも日本人である私にとっては、やはり「20歳」というのが感慨深い。
「18歳」と聞くのと「20歳」と聞くのとでは、全く印象が違う。

アメリカ人ティーンエージャーのマイケルとの生活は
日本生まれ、日本育ちの自分にとってはカルチャーショックも多かった。
自分の日本人としての価値観を押し付けているのでは?と疑問に思う時と
でも親の信条は子供にはきちんと伝えたほうがいいのでは?という気持ちの狭間で揺れたり
心配もいっぱいした。


その子がもはや「ティーンエージャー」ではなく、20代に突入。



家から出てしまえば親はもう監視はできない。
あとは本人の判断力を信じていくしかない。
危ないことから守ってやることもできないし、先回りして助言してやることもできない。

だが男の子だ。「自分で何とかしなければいけない」という生活に早くから身を置くことは、マイケルのこれからの人生のために重要だと感じた。
ここ数ヶ月でずいぶんとお兄さんになった感がある。
親が子供に本当の自立心を教えてやることはできないと感じる。こればかりは本人がさまざまな経験から養ってゆくしかない。


今はまだ私たちが経済的にも色んな面でサポートをしているが
その支えをこれからひとつひとつ取り去って、マイケルは本物の大人になってゆくだろう。

その過程には様々なことがあるだろう。
色んな人から色んな影響を受けるだろう。
良い出会いばかりじゃないかもしれない。八方塞がりに感じる瞬間もあるかもしれない。
ヤケになって何もかも投げ出したい絶望感にかられることもあるかもしれない。

自暴自棄から道を踏み外してしまうことも...
もしかしたら、あるかもしれない。


それを親が前もって防いであげることは、できないのだなあと
マイケルの顔を見てて思った。


もう本当に、信じるしかないのだ。




そのうち、マイケルが自分の家族を持って
妻や子供を支える柱となる日がくるのかな。

そのうち、老いた私たちが
逆に叱られたりする日がくるのかな。(笑


当分はまだまだ、心配することのほうが多そうだ。







それにしても人間ひとりを導いていくことが、どんなに難しい作業か

マイケルと家族になってから痛感することしきりだった。


そして自分の親にしみじみ感謝した。


私の場合、20歳のころはまだまだ親の庇護にあって
自宅から大学へ通わせてもらうという恵まれた環境にあったが
その大学を半年休学して、まだ言葉もしゃべれなかったのに単身渡米するという大冒険を果たしたのが
ちょうど20歳の時だった。

当時はEメールも携帯もなく、国際電話はめちゃめちゃ高く
連絡を取り合うといえば手紙だけ。
親は、とくに母は
さぞ心配したことと思う。

けっこう無謀な事を平気でする娘だった私のことを、きっとハラハラしながら見ていてくれたのだろうと思う。
自分がハラハラする立場になって初めて分かる、親の苦労。。。



皆さんは20歳のころどんなだっただろうか。







  
Posted by レニア at 08:11Comments(2)子供