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みんな大変、みんな頑張ってる
2011年01月28日
一週間の終わり。
無事に一日の仕事を終えて家に帰り着くと、9時半。
いつもなら起きているマイケルも、今夜は珍しくすでにベッドに入っていた。
ひとり静かに「ただいま〜」と玄関を入ると
ニャー...と
キキ(ネコ)が出迎えてくれた。
夫は既に就寝している時間だ。
着替えるために、そ〜っとベッドルームに入ってゆく。
着替えたあと、ベッドの脇まで行って、彼の寝顔を見る。
少し疲れた顔をしているような気がした。
今日は私が家を出る前、仕事から戻った夫とはほんの1時間ぐらいしか顔を合わせなかった。
出勤するとき、いつものように私のカバンを持ってくれ、
車が停めてあるマンションの駐車場まで、一緒に歩いてくれた彼。
そしていつものように
「運転に気をつけるんだよ」
と、ハグをして私を見送ってくれた。
今日は私が夜まで授業がある日だったので、夫はマイケルにご飯を食べさせ
夕食の後片付けまですませてくれていた。
私は家に帰り着くと、体がちょっと疲れていたのか、または仕事のストレスか
「食べたい」よりも「飲みたい」のほうが強くて
昨日作った切り干し大根の煮物の残りをつまみに、
ビールを自分のデスクまで持ってゆき
飲みながら、頭が冴えているうちにと少し仕事を片付け始めた。
キキ(ネコ)はそんな私の足下で、体を丸め、眠り始める。
シンとした深夜の我が家。。。
仕事に一区切りついたところで、メールをチェックしたり、知り合いのブログを読んでみたりした。
よく訪れるブログの中に、N.Y.在住の日本人女性がいる。
40代後半にして待望の赤ちゃんを授かった、N.Y.在住のワーキングマミーだ。
http://ushidoshi.blog68.fc2.com/
彼女は子供を出産した後も、N.Y.でフルタイムで働いている女性。
ちなみに旦那さまは日本人。
アメリカ生活は私より長いと思うが、子供が生まれてからの彼女の生活は今までのものとは一変して
「子供のためにも働かなければならない」と
「子供ともっと時間を過ごせる母親でいたい」の間で葛藤して
それでもこの1年(息子さんはもうすぐ1歳)ものすごーーっく
頑張ってきた女性だ。
体力的にも、並のつらさじゃなかったと思う...
そんな彼女の今夜のブログ。
「疲れた」 というタイトルに始まり
「満足のいく母親業ができていない。子供が生まれてから、旦那ともケンカが増えた。
子供の世話はもっぱら旦那に任せているため、子供も私より旦那になついている感じだ。
このままいくと、旦那と子供を失う人生も、考えていかなければならないかも知れない...」
という、とても切羽詰まった内容。
心身共にへとへとに疲れているのが伝わってくる。 胸がキリリと痛んだ。
この女性、すごい人なんです。
私の何十倍、何百倍もがんばっている方だ。
この医療費のバカ高いアメリカで、無事に子供を育てるという膨大な責任。
ほとんどの職場ではフルタイムで働いていなければ保険もおりない。(旦那さまは自営業のご様子)
「子供に万が一のことがあったとき、病院にだけは連れていけるように」
保険のことも考えて...? 勝手な憶測だが
体がボロボロにきつくても彼女が仕事を辞めないのは、そういうところにも理由がある気がする。
そして
充分に子育てに参加出来ない、家族のために時間が割けない自分のことを
責めてらっしゃる。
今夜読んだ彼女のブログには、そんな彼女の痛みがあらわに出ていた。
うちにも子供(マイケル)がいるが、私が暮らしを共にするようになった時点で彼はすでに自分で何でも出来る年齢で
私はマイケルのおむつをかえたこともないし
離乳食のことで悩んだこともない
急な発熱にビックリおったまげて、マイケルを抱いて救急病院に走ったことも
もちろん、ない...
なので、そういう乳飲み子を抱えてフルタイムで働く女性のつらさは
私には到底想像できないのです。
イマジネーションの域を超えないのです。
だから、なんというか、
何か励ましのコメントを
何か元気を出してもらえるような言葉を...
と、思うのだけれど
気の利いた言葉が思いつかないのです。
でも、
あなたがどんなに頑張ってきたか。
どんなにギリギリのところで、頑張ってきたか
その気持ちは、うまくいえないけれど、
同じ女性として分かるのです。
そこで勝手なお願い。
もしも私のこのブログを今日たまたま読んでくださった皆さんが
お子さんを赤子の時から育てた経験のある女性であるなら
そしてちょっと時間の余裕があるなら
彼女のブログを、訪れてみてくれないだろうか。
そして
もしも気が向いたなら
何か励ましの言葉を、残してあげてくれないだろうか。
私、「ことば」にはすっごーいパワーがあると思うのです。
使い方によっては、人を傷つけるけど
使い方によっては、人を地獄の底から救いもする。
今の時代は、こうしてテクノロジーが発達したおかげで
私たちは見ず知らずの、遠い土地に住む人に、何か言葉をかけてあげることができる...
それって、改めて考えると、すごいこと。
私、このN.Y.の彼女には、
経験上、何も気の利いたことを言ってあげることができないけれど
とりあえず、自分の夫には(彼が起きた時)言いました。
「疲れているみたいだね。大丈夫?
I appreciate you work so hard for the family. いつも家族のために
一生懸命働いてくれて、ありがとね。
本当に、感謝してるから...。」
夫は卸しの仕事をしているため、この寒空の下夜中から働く。
今夜も11時半には起床。
起きたばっかりで半分ポ〜〜〜ッと寝ぼけ眼の、彼。
私のことばを聞いて
目の下にクマを作りながらも、
ニカーーっと、極上の笑顔を見せてくれた。
みんな、本当にがんばってるよね。
大事な人のために、がんばってるんだよね。
そういう人たちは
称賛に値するよね。
本当に。。。
言葉が話せる私たちは、
人を元気づけるために
そして
人を幸せにするために
ことばを
使おう。
無事に一日の仕事を終えて家に帰り着くと、9時半。
いつもなら起きているマイケルも、今夜は珍しくすでにベッドに入っていた。
ひとり静かに「ただいま〜」と玄関を入ると
ニャー...と
キキ(ネコ)が出迎えてくれた。
夫は既に就寝している時間だ。
着替えるために、そ〜っとベッドルームに入ってゆく。
着替えたあと、ベッドの脇まで行って、彼の寝顔を見る。
少し疲れた顔をしているような気がした。
今日は私が家を出る前、仕事から戻った夫とはほんの1時間ぐらいしか顔を合わせなかった。
出勤するとき、いつものように私のカバンを持ってくれ、
車が停めてあるマンションの駐車場まで、一緒に歩いてくれた彼。
そしていつものように
「運転に気をつけるんだよ」
と、ハグをして私を見送ってくれた。
今日は私が夜まで授業がある日だったので、夫はマイケルにご飯を食べさせ
夕食の後片付けまですませてくれていた。
私は家に帰り着くと、体がちょっと疲れていたのか、または仕事のストレスか
「食べたい」よりも「飲みたい」のほうが強くて
昨日作った切り干し大根の煮物の残りをつまみに、
ビールを自分のデスクまで持ってゆき
飲みながら、頭が冴えているうちにと少し仕事を片付け始めた。
キキ(ネコ)はそんな私の足下で、体を丸め、眠り始める。
シンとした深夜の我が家。。。
仕事に一区切りついたところで、メールをチェックしたり、知り合いのブログを読んでみたりした。
よく訪れるブログの中に、N.Y.在住の日本人女性がいる。
40代後半にして待望の赤ちゃんを授かった、N.Y.在住のワーキングマミーだ。
http://ushidoshi.blog68.fc2.com/
彼女は子供を出産した後も、N.Y.でフルタイムで働いている女性。
ちなみに旦那さまは日本人。
アメリカ生活は私より長いと思うが、子供が生まれてからの彼女の生活は今までのものとは一変して
「子供のためにも働かなければならない」と
「子供ともっと時間を過ごせる母親でいたい」の間で葛藤して
それでもこの1年(息子さんはもうすぐ1歳)ものすごーーっく
頑張ってきた女性だ。
体力的にも、並のつらさじゃなかったと思う...
そんな彼女の今夜のブログ。
「疲れた」 というタイトルに始まり
「満足のいく母親業ができていない。子供が生まれてから、旦那ともケンカが増えた。
子供の世話はもっぱら旦那に任せているため、子供も私より旦那になついている感じだ。
このままいくと、旦那と子供を失う人生も、考えていかなければならないかも知れない...」
という、とても切羽詰まった内容。
心身共にへとへとに疲れているのが伝わってくる。 胸がキリリと痛んだ。
この女性、すごい人なんです。
私の何十倍、何百倍もがんばっている方だ。
この医療費のバカ高いアメリカで、無事に子供を育てるという膨大な責任。
ほとんどの職場ではフルタイムで働いていなければ保険もおりない。(旦那さまは自営業のご様子)
「子供に万が一のことがあったとき、病院にだけは連れていけるように」
保険のことも考えて...? 勝手な憶測だが
体がボロボロにきつくても彼女が仕事を辞めないのは、そういうところにも理由がある気がする。
そして
充分に子育てに参加出来ない、家族のために時間が割けない自分のことを
責めてらっしゃる。
今夜読んだ彼女のブログには、そんな彼女の痛みがあらわに出ていた。
うちにも子供(マイケル)がいるが、私が暮らしを共にするようになった時点で彼はすでに自分で何でも出来る年齢で
私はマイケルのおむつをかえたこともないし
離乳食のことで悩んだこともない
急な発熱にビックリおったまげて、マイケルを抱いて救急病院に走ったことも
もちろん、ない...
なので、そういう乳飲み子を抱えてフルタイムで働く女性のつらさは
私には到底想像できないのです。
イマジネーションの域を超えないのです。
だから、なんというか、
何か励ましのコメントを
何か元気を出してもらえるような言葉を...
と、思うのだけれど
気の利いた言葉が思いつかないのです。
でも、
あなたがどんなに頑張ってきたか。
どんなにギリギリのところで、頑張ってきたか
その気持ちは、うまくいえないけれど、
同じ女性として分かるのです。
そこで勝手なお願い。
もしも私のこのブログを今日たまたま読んでくださった皆さんが
お子さんを赤子の時から育てた経験のある女性であるなら
そしてちょっと時間の余裕があるなら
彼女のブログを、訪れてみてくれないだろうか。
そして
もしも気が向いたなら
何か励ましの言葉を、残してあげてくれないだろうか。
私、「ことば」にはすっごーいパワーがあると思うのです。
使い方によっては、人を傷つけるけど
使い方によっては、人を地獄の底から救いもする。
今の時代は、こうしてテクノロジーが発達したおかげで
私たちは見ず知らずの、遠い土地に住む人に、何か言葉をかけてあげることができる...
それって、改めて考えると、すごいこと。
私、このN.Y.の彼女には、
経験上、何も気の利いたことを言ってあげることができないけれど
とりあえず、自分の夫には(彼が起きた時)言いました。
「疲れているみたいだね。大丈夫?
I appreciate you work so hard for the family. いつも家族のために
一生懸命働いてくれて、ありがとね。
本当に、感謝してるから...。」
夫は卸しの仕事をしているため、この寒空の下夜中から働く。
今夜も11時半には起床。
起きたばっかりで半分ポ〜〜〜ッと寝ぼけ眼の、彼。
私のことばを聞いて
目の下にクマを作りながらも、
ニカーーっと、極上の笑顔を見せてくれた。
みんな、本当にがんばってるよね。
大事な人のために、がんばってるんだよね。
そういう人たちは
称賛に値するよね。
本当に。。。
言葉が話せる私たちは、
人を元気づけるために
そして
人を幸せにするために
ことばを
使おう。
Posted by レニア at
21:50
│Comments(4)
おさがり
2011年01月27日
おさがりをもらった。
もらったのは、子供じゃありません。
私がもらいました。
子供に。。。

これ、マイケルが小学校5年生くらいの時に着ていたというシャツ。
要らないものがあったらdonationに持っていくから、出しておきなさ〜い
といったらこれを出してきた。
私:なにこれ、まだ全然きれいじゃん。着れるでしょう?
というと
M:小さすぎて、はいらないよ。。。
え〜どれどれ、とその場で背中にあててみると
あら
ホントだ、めちゃ小さいわ。
そうだよな。だってこの子もう18歳だわ。5年生の時のシャツがはいるわけないか。
でも
もったいなーい。まだまだ着れるのに。
袖にちっちゃいポッケもついて、なかなか可愛いシャツなのに。
どれどれ、と今度は私が手を通してみると
ぶかぶか
そこにいたマイケルも相方も
クスクス笑っている。
ちなみに下の白いシャツ↓は、私が日本のユニクロで買った、普段家で着ているもの。
ためしに並べてみた。
サイズの差は、一目瞭然...。

このシャツ、もったいないので
私がいただきました。
はい、おさがりです。。。
そういえば一緒に暮らし始めた当初、ある日夫と洗濯物をたたんでいたら
彼が私のシャツやら靴下やらを手に取って、
しみじみ言ったことがある。
これ、ホントに君の??? 小さいね〜...
子供のみたい
誤解のないように言っておきますが、私は特別小さいわけでも
痩せているわけでもありません。
日本人としては、至って
フツー です。
いや、シアトルに越してきてから
こやつらに合わせて(主にマイケルに合わせて)食事の内容がガラリと変わったので
おそらく軽く3kgぐらいは太っていると思う。
だが、この二人と暮らしていると自分が多少太っても
私は、まだまだ小さい
という錯覚に陥ってしまうのです!
これがアメリカ生活のコワいところ...
そして日本に帰るたびに、現実を目の当たりにするという...
でもさ、この人たち首から下は「ドラえもん」なのに
顔が小さい。
腰の位置が高い。
そして
手足が長いから
「ドラえもん」のくせに(しつこい?笑)
なーんか妙にバランス取れてるのよねえ。。。
あー、アングロサクソン系は
得だこと!
(ちなみに夫の先祖はドイツ系)
遠く東の最果てからやってきたアジア人の私とは、骨格からして違います。
とにかく私、このままでいくと「おばちゃん路線」まっしぐらだから
もうちょっと暖かくなってきたら、ちっとは運動せんといかんねえ。
毎晩飲んでる、ビールも
ちょっと控えんといかんかねえ。(そりゃ、キツいわー)
もらったのは、子供じゃありません。
私がもらいました。
子供に。。。

これ、マイケルが小学校5年生くらいの時に着ていたというシャツ。
要らないものがあったらdonationに持っていくから、出しておきなさ〜い
といったらこれを出してきた。
私:なにこれ、まだ全然きれいじゃん。着れるでしょう?
というと
M:小さすぎて、はいらないよ。。。
え〜どれどれ、とその場で背中にあててみると
あら
ホントだ、めちゃ小さいわ。
そうだよな。だってこの子もう18歳だわ。5年生の時のシャツがはいるわけないか。
でも
もったいなーい。まだまだ着れるのに。
袖にちっちゃいポッケもついて、なかなか可愛いシャツなのに。
どれどれ、と今度は私が手を通してみると
ぶかぶか
そこにいたマイケルも相方も
クスクス笑っている。
ちなみに下の白いシャツ↓は、私が日本のユニクロで買った、普段家で着ているもの。
ためしに並べてみた。
サイズの差は、一目瞭然...。
このシャツ、もったいないので
私がいただきました。
はい、おさがりです。。。
そういえば一緒に暮らし始めた当初、ある日夫と洗濯物をたたんでいたら
彼が私のシャツやら靴下やらを手に取って、
しみじみ言ったことがある。
これ、ホントに君の??? 小さいね〜...
子供のみたい
誤解のないように言っておきますが、私は特別小さいわけでも
痩せているわけでもありません。
日本人としては、至って
フツー です。
いや、シアトルに越してきてから
こやつらに合わせて(主にマイケルに合わせて)食事の内容がガラリと変わったので
おそらく軽く3kgぐらいは太っていると思う。
だが、この二人と暮らしていると自分が多少太っても
私は、まだまだ小さい
という錯覚に陥ってしまうのです!
これがアメリカ生活のコワいところ...

そして日本に帰るたびに、現実を目の当たりにするという...
でもさ、この人たち首から下は「ドラえもん」なのに
顔が小さい。
腰の位置が高い。
そして
手足が長いから
「ドラえもん」のくせに(しつこい?笑)
なーんか妙にバランス取れてるのよねえ。。。
あー、アングロサクソン系は
得だこと!
(ちなみに夫の先祖はドイツ系)
遠く東の最果てからやってきたアジア人の私とは、骨格からして違います。
とにかく私、このままでいくと「おばちゃん路線」まっしぐらだから
もうちょっと暖かくなってきたら、ちっとは運動せんといかんねえ。
毎晩飲んでる、ビールも

ちょっと控えんといかんかねえ。(そりゃ、キツいわー)
Posted by レニア at
19:02
│Comments(4)
食べる、ラー油?
2011年01月24日
つい先日、日本人のお友達とおしゃべりしてて
初めてその存在を知った
【食べるラー油】
というもの。
日本ですごい人気で「売り切れ続出」だとか。(本当ですか?)
早速ググってみたら、お〜、出てきた出てきた。


単に具だくさんのラー油で
往来どおりギョーザなどの中華に使うものかと思いきや
こうやってごはんの上にのっけてる写真が続出。
ごはんの上にかけて食べるもの??
だから「食べるラー油?」

【豚みそ】みたいなもんかなあ〜。。。
と思ったのだけど、
こんなふうに野菜炒めの上に
ちょこんとのせてある写真もあったり。

気になる気になる〜〜
シアトルの宇和島屋(うわじまや)にやってくるまで、何ヶ月かかるかな。
その昔、
【柚子こしょう】が日本で出始めたときも、私はその存在を全く知らず
東京からハワイに遊びにきた友達がお土産に持ってきてくれて
その美味しさに、感動。。。
今ではうちのキッチンの必需品となった。
日本ってホントに
あとからあとから、美味しいものが登場するよな〜。
こういう物を作ろうとひらめく日本人の、食に対する飽くなき探究心。
感服します。
【食べるラー油】 食べてみたーーーい!
初めてその存在を知った
【食べるラー油】
というもの。
日本ですごい人気で「売り切れ続出」だとか。(本当ですか?)
早速ググってみたら、お〜、出てきた出てきた。


単に具だくさんのラー油で
往来どおりギョーザなどの中華に使うものかと思いきや
こうやってごはんの上にのっけてる写真が続出。
ごはんの上にかけて食べるもの??
だから「食べるラー油?」

【豚みそ】みたいなもんかなあ〜。。。
と思ったのだけど、
こんなふうに野菜炒めの上に
ちょこんとのせてある写真もあったり。

気になる気になる〜〜
シアトルの宇和島屋(うわじまや)にやってくるまで、何ヶ月かかるかな。
その昔、
【柚子こしょう】が日本で出始めたときも、私はその存在を全く知らず
東京からハワイに遊びにきた友達がお土産に持ってきてくれて
その美味しさに、感動。。。
今ではうちのキッチンの必需品となった。
日本ってホントに
あとからあとから、美味しいものが登場するよな〜。
こういう物を作ろうとひらめく日本人の、食に対する飽くなき探究心。
感服します。
【食べるラー油】 食べてみたーーーい!
Posted by レニア at
07:47
│Comments(4)
99年の愛
2011年01月20日
Posted by レニア at
19:54
│Comments(6)
日本在住の方に質問です
2011年01月16日
日本在住の方に、お伺いします。
助けてください。
カタカナの質問です。
Wiiとか、Nintendoとか
俗にいう「ゲーム」は
正式なカタカナ表記では
テレビゲーム?
それとも
ビデオゲーム?
ちなみに、英語では「video game」なんですが
日本語では「ビデオゲーム」って言わないような。。。???
自分が日本に居た頃に馴染みのないモノなんで、いまいち確信が持てません。
でも、今どきの大学生を教えるには、
この単語は「必須」と確信いたしました。
ついでに、もひとつ。
「Conversation」のカタカナ表記は
コンバセーション
でしょうか? それとも
カンバセーション??
ワタクシ、正真正銘の日本語Nativeですが、
Nativeでも、分かんなーーい!
アメリカに住む日本人の友人、何人かに尋ねてみましたが
(ちなみに全員、在米15年以上)
皆さん言うことがまちまちで、しかも自分の意見に「100%自信はない」とのこと。
母国も、離れて15年も経つと
こうなってしまいます。。。
悲しいかな、これが現実。
カタカナ、恐るべし〜〜〜!!!
助けてください。
カタカナの質問です。
Wiiとか、Nintendoとか
俗にいう「ゲーム」は
正式なカタカナ表記では
テレビゲーム?
それとも
ビデオゲーム?
ちなみに、英語では「video game」なんですが
日本語では「ビデオゲーム」って言わないような。。。???
自分が日本に居た頃に馴染みのないモノなんで、いまいち確信が持てません。
でも、今どきの大学生を教えるには、
この単語は「必須」と確信いたしました。
ついでに、もひとつ。
「Conversation」のカタカナ表記は
コンバセーション
でしょうか? それとも
カンバセーション??
ワタクシ、正真正銘の日本語Nativeですが、
Nativeでも、分かんなーーい!
アメリカに住む日本人の友人、何人かに尋ねてみましたが
(ちなみに全員、在米15年以上)
皆さん言うことがまちまちで、しかも自分の意見に「100%自信はない」とのこと。
母国も、離れて15年も経つと
こうなってしまいます。。。
悲しいかな、これが現実。
カタカナ、恐るべし〜〜〜!!!
Posted by レニア at
17:06
│Comments(11)
夫と話してみた
2011年01月15日
「ただいま〜」
とドアの開く音がする。
正午。
夜中から働いている夫が、仕事から帰宅した。
以前は彼、混乱して「おかえり〜」といいながらドアを開ける事もしばしばだったが
最近ではそれは全くなくなった。
(未だに「いただきます」と「ごちそうさま」は混同して間違える。笑)
私はその時ちょうどコンピュータルームにいた。
PCの前に座り、ある一通のメールを読みながら、「う〜ん、、、」と唸っていたところだった。
近くの大学で教える、友達からのメールだった。
来学期(4〜6月)、彼女の大学で初級日本語を1クラスだけ教えてもらえないかという依頼のメールだ。
「おかえり〜」といいながら、リビングルームのほうへ向かい夫を出迎える。
私の顔を見ると、二カッと笑ってハグッ。
そしておきまりの質問。
Hi, Honey. How did you sleep?
帰り際にサクッと買い物をしてきてくれたようだ。夫は買い物袋を数個抱えていた。
君がいつも飲む無糖のsoy milk、今日は見当たらなかったよ。いま冷蔵庫に入ってるやつで、あと数日もちそう?
とかなんとか言いながら、キッチンカウンターの上に買ってきた物を広げ始める。
見て、Nappaが安かったよ。(ここの人はなぜか「白菜」を「ナッパ」と呼ぶ)
こんな会話をハタから見てると夫のほうがよっぽど主婦っぽく見えるのではないか??
長いことシングルファーザーとして家事全般をひとりでこなしてきた人だからだろうか。彼はこういうことを全く厭わない。
うちは裕福ではないので節約は必須。食料品の買い出しのときも、ふたりで「お肉類はあっちのお店が安いから」とか「今週はあの店でビールがセールだから」とか話し合ってからする。そして私が仕事を再開する前はいつも一緒に買い出しに行っていた。
しかしそれもめっきり無くなった。。。今ではできるほうが仕事の帰りに、気づいた分だけ買って帰るというパターンが多い。
昨日のブログで「仕事中心の生活をなんとかしなきゃ!」と書いたばかりなのに
今朝になって友人からの仕事依頼のメール。
今教えている大学と掛け持ちになるが、それもたった一学期だけだし、掛け持ちなんてハワイ時代から何度もやってきた。しかもどんどん人が解雇されてるこのご時世に仕事の話がこうやって舞い込んでくるだけで、本当にありがたいこと。
昔だったら二つ返事で引き受けていただろう。
でも、引き受けてしまったら今より忙しくなるのは目に見えている。。。
お金は大切だ。だって生活していかなきゃならない。
なので仕事が増えて収入も増えるのは、喜ばしいこと。
だけど、代わりに家族との時間を失う。
例えば私が全く働かなくても、贅沢はできないけれど生活はしていけるのだ。実際シアトルに越してきてしばらくは、私は全く仕事をしていなかった。それでも生活はきちんと回っていた。
移住してきたばかりだった為、様々な手続き、引っ越しなどの慌ただしさはあったが、なんでも二人で一緒にしたので相方と共有する時間は今とは比べものにならないほど、多かった。
私は大昔に、殺人的な忙しさで仕事をする人と暮らしていたことがある。
その人とは、家で共有する時間がほとんど無かった。
「遊んでいる訳ではなく、仕事をしているのだから」と、
これが日本人の美徳というか、DNAに植え付けられた信念と言うか「文句なんか言ったらバチがあたる」という結論に当然のごとく達する。
なのでガマンした。
ガマンして、何か別のことで自分を忙しくすることに集中した。
だが結果、その人とのrelationshipは死んだ。
ふたりで努力して、水をやって、育ててこなかったからだ。
私もその人も「サボっていた」のである。
どんなに忙しくても、大切な人との時間は、努力してでも確保すべきだったのだ。
当時の私は「ガマンして待つ」側だった。
が、今は
自分が相方に、その逆バージョンをしているのではないかという不安がすごくある。
家にまで仕事を持ち帰って、夜も週末もなくデスクに向かっているのは、私。
夫は、仕事とプライベートをきちんと分けている。
「夫婦の時間が少なすぎる」という理由で、離婚をつきつけられたという話は
アメリカではそう珍しくない。これもお国柄か。
とにもかくにも、私の相棒は日本人ではない。アメリカ人だ。
彼が、日本人である私を理解し、まるごと受け入れようと日々努力してくれるように
私も、アメリカ人である彼の気持ちを理解して、受け入れていかなければと思っている。
今夜はマイケルが友達の家でのパーティにでかけ、ちょうど夫と二人きりだったので
来学期仕事が増えるかもしれないこと、自分が今抱えている不安などを正直に話してみた。
こうしてきちんと向き合って話すのは久しぶりだ。
ちなみに夫は私が過去に体験したことや、その時の気持ちなどを全て知っている。
夫:自分ができると思うなら、すればいいよ。体力的にムリだと思うならしなくていい。
僕とマイケルのことは心配しなくていいよ。We will adjust to you.
...と、「そんなこと気にしてたの?」と言いたげな、まんまるお目目の相方。
私:でも、それってあなたにとってフェアじゃないでしょう?今だって色んなこと
カバーしてもらってるし。大事な時間を犠牲にしてまで、お金って必要かなって
思うんだけど...どう?
夫:だけど、君はお金のために仕事してないもん。
私:???
夫:Your work makes you happy. 君は仕事してると幸せなんだよ。だからしてるの。
僕は単にお金のために仕事してる。だから今の仕事が出来なくなっても、全く不幸じゃない。
べつに他の仕事でも何でも、全然オッケー。でもレニアは違う。
仕事楽しいでしょ?学生かわいいでしょ?もし教える仕事が出来なくなったら、君は
ハッピーじゃなくなると思うよ。君がハッピーでいることは、僕たち夫婦がハッピーで
いるためにも、とても大事なことなんだよ。わかる?
普段はドラえもんのようなぽよよ〜〜んの夫だが、こういう話をするときはガラリと雰囲気が変わる。
結論からいうと
夫:僕はぜんぜんガマンしてないよ。
なのだそう。
夫:もしも君が「ふたりのために」と言って仕事を減らすか辞めるかして
それでハッピーじゃなくなって、毎日に不満をもったりイライラしたりし始めたら
そっちのほうが僕ら夫婦には、ずっと悪影響だと思う。
結局は、何かあっても
こうして気持ちを素直にことばにして、
ガマンしたり、決めつけたり、または勝手に推測したりしないで、
正直に相手に伝えて
ふたりで物事を決めていってるうちは大丈夫、という結論に落ち着いた。
「話してくれてありがとう」と夫は言った。
「聞いてくれてありがとう」と私も言った。
話し合うって、大事だなあ。
今でもあの本が言ってたように「人生の大事業(結婚)をサボらないように!」という気持ちは根底にあるけれど
今夜、思ってた事を相方にことばにして伝えて
今まで抱えていた後ろめたさが、ずいぶんと消えた。
どんなに忙しくても、どんなにお互いのスケジュールがすれ違っていても
こうやって二人で話す時間は、これからも絶対確保していかなきゃなと思った。
このrelationshipを、枯らしてしまわないように。
とドアの開く音がする。
正午。
夜中から働いている夫が、仕事から帰宅した。
以前は彼、混乱して「おかえり〜」といいながらドアを開ける事もしばしばだったが
最近ではそれは全くなくなった。
(未だに「いただきます」と「ごちそうさま」は混同して間違える。笑)
私はその時ちょうどコンピュータルームにいた。
PCの前に座り、ある一通のメールを読みながら、「う〜ん、、、」と唸っていたところだった。
近くの大学で教える、友達からのメールだった。
来学期(4〜6月)、彼女の大学で初級日本語を1クラスだけ教えてもらえないかという依頼のメールだ。
「おかえり〜」といいながら、リビングルームのほうへ向かい夫を出迎える。
私の顔を見ると、二カッと笑ってハグッ。
そしておきまりの質問。
Hi, Honey. How did you sleep?
帰り際にサクッと買い物をしてきてくれたようだ。夫は買い物袋を数個抱えていた。
君がいつも飲む無糖のsoy milk、今日は見当たらなかったよ。いま冷蔵庫に入ってるやつで、あと数日もちそう?
とかなんとか言いながら、キッチンカウンターの上に買ってきた物を広げ始める。
見て、Nappaが安かったよ。(ここの人はなぜか「白菜」を「ナッパ」と呼ぶ)
こんな会話をハタから見てると夫のほうがよっぽど主婦っぽく見えるのではないか??
長いことシングルファーザーとして家事全般をひとりでこなしてきた人だからだろうか。彼はこういうことを全く厭わない。
うちは裕福ではないので節約は必須。食料品の買い出しのときも、ふたりで「お肉類はあっちのお店が安いから」とか「今週はあの店でビールがセールだから」とか話し合ってからする。そして私が仕事を再開する前はいつも一緒に買い出しに行っていた。
しかしそれもめっきり無くなった。。。今ではできるほうが仕事の帰りに、気づいた分だけ買って帰るというパターンが多い。
昨日のブログで「仕事中心の生活をなんとかしなきゃ!」と書いたばかりなのに
今朝になって友人からの仕事依頼のメール。
今教えている大学と掛け持ちになるが、それもたった一学期だけだし、掛け持ちなんてハワイ時代から何度もやってきた。しかもどんどん人が解雇されてるこのご時世に仕事の話がこうやって舞い込んでくるだけで、本当にありがたいこと。
昔だったら二つ返事で引き受けていただろう。
でも、引き受けてしまったら今より忙しくなるのは目に見えている。。。
お金は大切だ。だって生活していかなきゃならない。
なので仕事が増えて収入も増えるのは、喜ばしいこと。
だけど、代わりに家族との時間を失う。
例えば私が全く働かなくても、贅沢はできないけれど生活はしていけるのだ。実際シアトルに越してきてしばらくは、私は全く仕事をしていなかった。それでも生活はきちんと回っていた。
移住してきたばかりだった為、様々な手続き、引っ越しなどの慌ただしさはあったが、なんでも二人で一緒にしたので相方と共有する時間は今とは比べものにならないほど、多かった。
私は大昔に、殺人的な忙しさで仕事をする人と暮らしていたことがある。
その人とは、家で共有する時間がほとんど無かった。
「遊んでいる訳ではなく、仕事をしているのだから」と、
これが日本人の美徳というか、DNAに植え付けられた信念と言うか「文句なんか言ったらバチがあたる」という結論に当然のごとく達する。
なのでガマンした。
ガマンして、何か別のことで自分を忙しくすることに集中した。
だが結果、その人とのrelationshipは死んだ。
ふたりで努力して、水をやって、育ててこなかったからだ。
私もその人も「サボっていた」のである。
どんなに忙しくても、大切な人との時間は、努力してでも確保すべきだったのだ。
当時の私は「ガマンして待つ」側だった。
が、今は
自分が相方に、その逆バージョンをしているのではないかという不安がすごくある。
家にまで仕事を持ち帰って、夜も週末もなくデスクに向かっているのは、私。
夫は、仕事とプライベートをきちんと分けている。
「夫婦の時間が少なすぎる」という理由で、離婚をつきつけられたという話は
アメリカではそう珍しくない。これもお国柄か。
とにもかくにも、私の相棒は日本人ではない。アメリカ人だ。
彼が、日本人である私を理解し、まるごと受け入れようと日々努力してくれるように
私も、アメリカ人である彼の気持ちを理解して、受け入れていかなければと思っている。
今夜はマイケルが友達の家でのパーティにでかけ、ちょうど夫と二人きりだったので
来学期仕事が増えるかもしれないこと、自分が今抱えている不安などを正直に話してみた。
こうしてきちんと向き合って話すのは久しぶりだ。
ちなみに夫は私が過去に体験したことや、その時の気持ちなどを全て知っている。
夫:自分ができると思うなら、すればいいよ。体力的にムリだと思うならしなくていい。
僕とマイケルのことは心配しなくていいよ。We will adjust to you.
...と、「そんなこと気にしてたの?」と言いたげな、まんまるお目目の相方。
私:でも、それってあなたにとってフェアじゃないでしょう?今だって色んなこと
カバーしてもらってるし。大事な時間を犠牲にしてまで、お金って必要かなって
思うんだけど...どう?
夫:だけど、君はお金のために仕事してないもん。
私:???
夫:Your work makes you happy. 君は仕事してると幸せなんだよ。だからしてるの。
僕は単にお金のために仕事してる。だから今の仕事が出来なくなっても、全く不幸じゃない。
べつに他の仕事でも何でも、全然オッケー。でもレニアは違う。
仕事楽しいでしょ?学生かわいいでしょ?もし教える仕事が出来なくなったら、君は
ハッピーじゃなくなると思うよ。君がハッピーでいることは、僕たち夫婦がハッピーで
いるためにも、とても大事なことなんだよ。わかる?
普段はドラえもんのようなぽよよ〜〜んの夫だが、こういう話をするときはガラリと雰囲気が変わる。
結論からいうと
夫:僕はぜんぜんガマンしてないよ。
なのだそう。
夫:もしも君が「ふたりのために」と言って仕事を減らすか辞めるかして
それでハッピーじゃなくなって、毎日に不満をもったりイライラしたりし始めたら
そっちのほうが僕ら夫婦には、ずっと悪影響だと思う。
結局は、何かあっても
こうして気持ちを素直にことばにして、
ガマンしたり、決めつけたり、または勝手に推測したりしないで、
正直に相手に伝えて
ふたりで物事を決めていってるうちは大丈夫、という結論に落ち着いた。
「話してくれてありがとう」と夫は言った。
「聞いてくれてありがとう」と私も言った。
話し合うって、大事だなあ。
今でもあの本が言ってたように「人生の大事業(結婚)をサボらないように!」という気持ちは根底にあるけれど
今夜、思ってた事を相方にことばにして伝えて
今まで抱えていた後ろめたさが、ずいぶんと消えた。
どんなに忙しくても、どんなにお互いのスケジュールがすれ違っていても
こうやって二人で話す時間は、これからも絶対確保していかなきゃなと思った。
このrelationshipを、枯らしてしまわないように。
Posted by レニア at
14:48
│Comments(2)
結婚をサボる
2011年01月14日
シアトルに越してきてから、本当に様々な人との出会いがあったが
その中に素晴らしい翻訳家の方がいらした。
名前は「ヒューイ陽子」さん。
20代半ばの成人した娘さんがいらっしゃるので、ご本人は50代だろうか。
いつものことながら、アメリカで出会う日本人女性は何故だか年齢よりずっと若々しい人ばかり。
なので、こちらが勝手にお年を推測したところで、大体は当たっていない。(苦笑)
彼女とはしばらく合唱団でもご一緒した。
だが、仕事が超多忙な彼女はなかなか練習に来ることができず、途中で退団せざるを得なかった。
陽子さんは数多くの本を翻訳された方だが、中でも「これがすごくいいわよ!」と
共通のお友達にススメられて読んでみたのが、こちら↓

中身の良さもさることながら
彼女の言葉のセンスが素晴らしく、ノンストップで一気に読み上げてしまった。
それが1年半ほど前だ。
実はその後、原本も購入して英語でも読んでみた。
こちらがオリジナル。

ご覧のように、原題は「Simple Loving(シンプル・ラビング)」なのだが
訳書のほうは、おそらく日本語としてシックリくるように
「シンプルライフ、シンプルラブ」と改題されている。
こんな事を書いたら著者のジャネットさんに申し訳ないが
私は陽子さんの訳した日本語版のほうが、はるかに深みがあって素晴らしいと感じた。
これも日本語という言語のなせる技。
そして、陽子さんの翻訳者としての才能ならではだろう。
さて、肝心の中身だが
この本のテーマは、ずばり「結婚」。
「結婚」を
成熟した大人ふたりが、努力と親愛をもって
共に営む、人生の大事業
と捉えて論じている。
シアトルに越してきてまだ一年も経たない頃に、この本を読んだ。
自分ではかなりの覚悟を持って、夫との人生を決意してやって来たつもりでいたが
はて、これからどうやってこの人と夫婦になっていけばいいのだろう。
私は何をすればいいのだろう。
と、まだまだ不安も残っている時期だったのだろう。
だから自然とこの本に出会ったのだと、今振り返って思う。
陽子さんの翻訳されたこの本を読んだとき、なんだろな〜、、、
「大変なのがフツー、大変でオッケー!」と励ましてもらったような
または
収拾のつかない考えがあちらこちらに散らばる部屋の中を
きれ〜〜に、スーーッキリ、整理整頓してもらったような
そんな爽快感があった。
昨夜、ベッドに入ってからなかなか寝付けなかったので、久しぶりにこの本を手に取って読んでみた。
パラパラとめくって、ふと目についたページに
「結婚をサボる」
という一節があった。
(以下抜粋)
〜結婚をサボる〜
肉体が家庭にあっても、心が家庭になければ、結婚をサボっていることになる。次に、結婚をサボる例をいくつか紹介しよう。
1.【逃げ腰】
この結婚がうまくいかなかったら別れればいいと思っている人は逃げ腰で結婚している。玄関から足が半分でているので、夫婦間に問題が起きても全身で事に当たろうとしない。たとえ本当に別れないとしても心の中でそう考えている人は、結婚をサボっている。フェアではない。
2.【白昼夢】
夫婦や家庭の問題に目を向けないで、こうだったらいいなあ、と夢ばかり見ている人も、結婚をサボっている。結婚を成功させる努力をしていない。
3.【長時間労働】
仕事で忙しいというのは、結婚をサボりたい人にとって便利な口実だ。新婚当初は忙しくても早く家に帰っていたのではないだろうか。家に帰りたくない理由を正直に検討してみよう。
4.【ほかの人と時間を過ごす】
家庭で過ごすよりも、会社の上司や同僚、友人、趣味の仲間、親兄弟、親戚などと過ごす時間のほうが長くないか。その人たちによく思われたいと家庭を犠牲にしていないか。浮気の相手がいるとしたら、とんでもない。そうした人とうまくいくのも道理だ。あなたがそれだけ時間を割き、その人に尽くしているのだから。自分にとって何が大切か見直し、夫婦関係にもっと時間を割こう。
5.【よく病気になる】
誰でもたまには病気になるが、しょっちゅう病気になったり慢性病がある時には、夫婦関係を検討してみよう。病気だったら、夫婦関係に全身で関わらなくてよいし、不平等の人間関係になりやすい。病人は世話をやいてもらうだけで、もうひとりが世話係になる。健全な夫婦関係ではお互いが世話をし合い、平等なパートナーシップが成立する。
6.【テレビをよく見る】
夫や妻を避ける道具としてテレビは実に便利だ。「仕事で疲れているんだから、テレビぐらい見させろよ」というのがよく使われる口実だ。テレビの前でゴロゴロするしかないほど人生が退屈なのだとしたら、自分の人生を楽しくする方法について真剣に考えるべきだ。そんな生き方を続けていると、配偶者が損をするだけでなく、あなた自身も損をする。
7.【酒びたりになる】
これは結婚をサボる方法としてはかなり深刻だ。すぐにでも治療なりカウンセリングなりを受ける必要がある。酒びたりになるのがあなただとしたら、すぐにでも助けを求めてほしい。あなたの相手がそうだとしたら、相手が治療を始めるまで別居すると告げよう。アルコール依存症の人間とは夫婦として機能できないからだ。
8.【過去にこだわる】
夫や妻が過去にしたことが忘れられず許せないとしたら、あなたは結婚をサボっている。相手のしたことがあまりに残酷で、許そうとしても許せないとしたら、あなたはなぜ別れないのだろうか。別れるつもりがないのだとしたら、相手を許す努力をしなければならない。そうでなければ、ふたりとも地獄の苦しみを味わうだけだ。
9.【ソウルメイトは別の人だと思う】
血の通った欠陥だらけの普通の人間は、ソウルメイトとか真実の愛という神秘的なイメージにはとても太刀打ちできない。たとえソウルメイトと巡り会ったとしても、その人もやはり欠陥だらけの普通の人間だったとわかる日が来る。別れた相手とたいして変わりはないことがわかる。だから現在の相手と関係改善の努力を最大限するまで、別れるのは待ってほしい。最大限の努力をするとは、体も心も100パーセント相手との関係にそそぐことだ。結婚をサボらないことだ。自分の問題を見つめることも含めて最大の努力をしてからでないと、次の相手ともまた同じような問題に直面するだろう。
ああ〜、なるほどねえ...
と
今夜、このタイミングで自分がこの本を手にした意味が分かったような気がした。
私はワーカーホーリック(仕事中毒)気味だ。
自分でもそれは、充分に自覚している。
仕事は本当に、大好きだ。心からやりがいを感じる。
過去に自分の存在意義が見出せなかった時にも、仕事には何度も何度も救ってもらった。
仕事をしている時だけは
「自分は価値ある人間だ」と感じられたからだ。
だが、一度学期が始まると私の生活は「仕事を中心」に回り始めるのは否めない。
ハワイで独り身だった時は、それでもよかったのだ。
でも、今は一人ではない。家族がいる。。。
夫に理解があるのをいいことに、それに甘えて、実は彼に色んな事をガマンしてもらっている気がする。
それに関して、自分でも後ろめたさを感じていたのだ。
だから、この本の、このページが目についた。
私は「結婚をサボっている」のかもしれない。
夫は、私を選んでくれた。
これだけ多くの女性が世の中に存在するというのに、
もっと綺麗で若くて頭も良くて性格も良い女性がわんさかいるというのに
他でもない、この私を、彼は生涯のパートナーに選んでくれたのだ。
その事実に対して、もっと謙虚でいなければなあと感じた。
明日は金曜日だ。
週末の仕事は相変わらず山積みなのだが
このウィークエンドは、数時間でも相方と一緒に、何かをしよう。
それはたぶん、一緒にスーパーに食料品の買い出しに行くとか
2時間カウチに座って一緒に映画を見るとか
または
ただ一緒にそこに居るだけとか、、、
そういうことでいいのだと思う。
そういう時間は、意識的に作っていかなければ。
だって、
陽子さんの訳した本が言ってるように
「結婚」は人生の大事業ですもんね。。。 苦笑
きっと
私がお給料をもらっている職業よりも
ずっと難易度が高く、もっとずっと叡智を必要とする
人生の大仕事、なのだと思う。
今日たまたまこのブログを目にして下さった皆さんも
どうか自分の大切な人に
「ホントに感謝している。一緒にいられて嬉しいよ」と
伝えてあげてくださいね。
その中に素晴らしい翻訳家の方がいらした。
名前は「ヒューイ陽子」さん。
20代半ばの成人した娘さんがいらっしゃるので、ご本人は50代だろうか。
いつものことながら、アメリカで出会う日本人女性は何故だか年齢よりずっと若々しい人ばかり。
なので、こちらが勝手にお年を推測したところで、大体は当たっていない。(苦笑)
彼女とはしばらく合唱団でもご一緒した。
だが、仕事が超多忙な彼女はなかなか練習に来ることができず、途中で退団せざるを得なかった。
陽子さんは数多くの本を翻訳された方だが、中でも「これがすごくいいわよ!」と
共通のお友達にススメられて読んでみたのが、こちら↓
中身の良さもさることながら
彼女の言葉のセンスが素晴らしく、ノンストップで一気に読み上げてしまった。
それが1年半ほど前だ。
実はその後、原本も購入して英語でも読んでみた。
こちらがオリジナル。
ご覧のように、原題は「Simple Loving(シンプル・ラビング)」なのだが
訳書のほうは、おそらく日本語としてシックリくるように
「シンプルライフ、シンプルラブ」と改題されている。
こんな事を書いたら著者のジャネットさんに申し訳ないが
私は陽子さんの訳した日本語版のほうが、はるかに深みがあって素晴らしいと感じた。
これも日本語という言語のなせる技。
そして、陽子さんの翻訳者としての才能ならではだろう。
さて、肝心の中身だが
この本のテーマは、ずばり「結婚」。
「結婚」を
成熟した大人ふたりが、努力と親愛をもって
共に営む、人生の大事業
と捉えて論じている。
シアトルに越してきてまだ一年も経たない頃に、この本を読んだ。
自分ではかなりの覚悟を持って、夫との人生を決意してやって来たつもりでいたが
はて、これからどうやってこの人と夫婦になっていけばいいのだろう。
私は何をすればいいのだろう。
と、まだまだ不安も残っている時期だったのだろう。
だから自然とこの本に出会ったのだと、今振り返って思う。
陽子さんの翻訳されたこの本を読んだとき、なんだろな〜、、、
「大変なのがフツー、大変でオッケー!」と励ましてもらったような
または
収拾のつかない考えがあちらこちらに散らばる部屋の中を
きれ〜〜に、スーーッキリ、整理整頓してもらったような
そんな爽快感があった。
昨夜、ベッドに入ってからなかなか寝付けなかったので、久しぶりにこの本を手に取って読んでみた。
パラパラとめくって、ふと目についたページに
「結婚をサボる」
という一節があった。
(以下抜粋)
〜結婚をサボる〜
肉体が家庭にあっても、心が家庭になければ、結婚をサボっていることになる。次に、結婚をサボる例をいくつか紹介しよう。
1.【逃げ腰】
この結婚がうまくいかなかったら別れればいいと思っている人は逃げ腰で結婚している。玄関から足が半分でているので、夫婦間に問題が起きても全身で事に当たろうとしない。たとえ本当に別れないとしても心の中でそう考えている人は、結婚をサボっている。フェアではない。
2.【白昼夢】
夫婦や家庭の問題に目を向けないで、こうだったらいいなあ、と夢ばかり見ている人も、結婚をサボっている。結婚を成功させる努力をしていない。
3.【長時間労働】
仕事で忙しいというのは、結婚をサボりたい人にとって便利な口実だ。新婚当初は忙しくても早く家に帰っていたのではないだろうか。家に帰りたくない理由を正直に検討してみよう。
4.【ほかの人と時間を過ごす】
家庭で過ごすよりも、会社の上司や同僚、友人、趣味の仲間、親兄弟、親戚などと過ごす時間のほうが長くないか。その人たちによく思われたいと家庭を犠牲にしていないか。浮気の相手がいるとしたら、とんでもない。そうした人とうまくいくのも道理だ。あなたがそれだけ時間を割き、その人に尽くしているのだから。自分にとって何が大切か見直し、夫婦関係にもっと時間を割こう。
5.【よく病気になる】
誰でもたまには病気になるが、しょっちゅう病気になったり慢性病がある時には、夫婦関係を検討してみよう。病気だったら、夫婦関係に全身で関わらなくてよいし、不平等の人間関係になりやすい。病人は世話をやいてもらうだけで、もうひとりが世話係になる。健全な夫婦関係ではお互いが世話をし合い、平等なパートナーシップが成立する。
6.【テレビをよく見る】
夫や妻を避ける道具としてテレビは実に便利だ。「仕事で疲れているんだから、テレビぐらい見させろよ」というのがよく使われる口実だ。テレビの前でゴロゴロするしかないほど人生が退屈なのだとしたら、自分の人生を楽しくする方法について真剣に考えるべきだ。そんな生き方を続けていると、配偶者が損をするだけでなく、あなた自身も損をする。
7.【酒びたりになる】
これは結婚をサボる方法としてはかなり深刻だ。すぐにでも治療なりカウンセリングなりを受ける必要がある。酒びたりになるのがあなただとしたら、すぐにでも助けを求めてほしい。あなたの相手がそうだとしたら、相手が治療を始めるまで別居すると告げよう。アルコール依存症の人間とは夫婦として機能できないからだ。
8.【過去にこだわる】
夫や妻が過去にしたことが忘れられず許せないとしたら、あなたは結婚をサボっている。相手のしたことがあまりに残酷で、許そうとしても許せないとしたら、あなたはなぜ別れないのだろうか。別れるつもりがないのだとしたら、相手を許す努力をしなければならない。そうでなければ、ふたりとも地獄の苦しみを味わうだけだ。
9.【ソウルメイトは別の人だと思う】
血の通った欠陥だらけの普通の人間は、ソウルメイトとか真実の愛という神秘的なイメージにはとても太刀打ちできない。たとえソウルメイトと巡り会ったとしても、その人もやはり欠陥だらけの普通の人間だったとわかる日が来る。別れた相手とたいして変わりはないことがわかる。だから現在の相手と関係改善の努力を最大限するまで、別れるのは待ってほしい。最大限の努力をするとは、体も心も100パーセント相手との関係にそそぐことだ。結婚をサボらないことだ。自分の問題を見つめることも含めて最大の努力をしてからでないと、次の相手ともまた同じような問題に直面するだろう。
ああ〜、なるほどねえ...
と
今夜、このタイミングで自分がこの本を手にした意味が分かったような気がした。
私はワーカーホーリック(仕事中毒)気味だ。
自分でもそれは、充分に自覚している。
仕事は本当に、大好きだ。心からやりがいを感じる。
過去に自分の存在意義が見出せなかった時にも、仕事には何度も何度も救ってもらった。
仕事をしている時だけは
「自分は価値ある人間だ」と感じられたからだ。
だが、一度学期が始まると私の生活は「仕事を中心」に回り始めるのは否めない。
ハワイで独り身だった時は、それでもよかったのだ。
でも、今は一人ではない。家族がいる。。。
夫に理解があるのをいいことに、それに甘えて、実は彼に色んな事をガマンしてもらっている気がする。
それに関して、自分でも後ろめたさを感じていたのだ。
だから、この本の、このページが目についた。
私は「結婚をサボっている」のかもしれない。
夫は、私を選んでくれた。
これだけ多くの女性が世の中に存在するというのに、
もっと綺麗で若くて頭も良くて性格も良い女性がわんさかいるというのに
他でもない、この私を、彼は生涯のパートナーに選んでくれたのだ。
その事実に対して、もっと謙虚でいなければなあと感じた。
明日は金曜日だ。
週末の仕事は相変わらず山積みなのだが
このウィークエンドは、数時間でも相方と一緒に、何かをしよう。
それはたぶん、一緒にスーパーに食料品の買い出しに行くとか
2時間カウチに座って一緒に映画を見るとか
または
ただ一緒にそこに居るだけとか、、、
そういうことでいいのだと思う。
そういう時間は、意識的に作っていかなければ。
だって、
陽子さんの訳した本が言ってるように
「結婚」は人生の大事業ですもんね。。。 苦笑
きっと
私がお給料をもらっている職業よりも
ずっと難易度が高く、もっとずっと叡智を必要とする
人生の大仕事、なのだと思う。
今日たまたまこのブログを目にして下さった皆さんも
どうか自分の大切な人に
「ホントに感謝している。一緒にいられて嬉しいよ」と
伝えてあげてくださいね。
Posted by レニア at
19:25
│Comments(8)
おまわりさんとケンカ(続き)
2011年01月13日
さて、スピード違反で切られた切符。
夫にその気にさせられて(?)「異議申し立て」すべく
裁判所まで出頭することを決めた私。
「Hearing(出廷してこっちの言い分を聞いてもらうこと)」を希望する旨
封書にて送った先月。
その日から一週間もせず、返事が送られてきた。
通知には
貴女の出廷時刻:1月4日、午後3時
時間に遅れぬよう、裁判所までお越しください。
とある。
うげ〜!ちょうど授業やってる最中じゃん!!!
いくら何でも授業時間にかち合わなくても〜
と
指定された時刻に出頭できない場合はどうしたらいいのかと
細かい字でびっしり書かれた通知を読み進めていく。
こういう重要文書を読まなければならない時、英語っていうのが本当に本当に面倒くさい。
これが日本語だったら、どんなにかラクだろう〜と思う。
真剣モードで通知を読んでいる私のところに、夫が「どれどれ」とやってきて
夫:あれ、レニア。これ見てごらんよ。
と封筒に入っていたもう一枚の書面を私に差し出した。
おお〜、なんとー!
異議申し立ては、書面でも出来る とな!
当日出廷不可能な場合、または
実際の審問ではなく書面審理を希望する場合は、
指定の用紙に違反した時の状況を詳しく書き記して下さい。
それを読んで裁判官が判決を下します。一度おりた判決には、上告できません。
だって。
夫:へえ〜、昔はこんなチョイス無かったよ。裁判所もよっぽど忙しいんだろなあ。
で、どうする?
もちろん、 話すよりは、書きます! (だって英語だもん)
ということで、書き始めました「異議申し立て」。
1.女性であること
2.自分の年齢(十代、二十代のスピード狂ドライバーでないことを示唆)
3.運転年数(20年以上)
4.無事故無違反であったこと
5.当日は土砂降りで、路面がかなり滑り易かったこと
6.下り坂をおりるまで、後方車がすぐ後ろにピタッといたこと
などに重点をおいて書くといい、と夫に言われ
そのとおり書いた。
書いたものを彼に一度見てもらって、言い回しなどをいくつか直してもらう。
こういう時、アメリカ人の伴侶がいてホント、助かるなあ〜と思う。。。
昔はどんなトラブルが起きても、英語のヘルプなんてもちろんナシ。
全て自分一人でこなしていた。
だから、余計に彼のありがたさが身にしみる。(父ちゃん、ありがとよ!)
用紙いっぱいに書いた「異議申し立て」。
その日のうちにさっそく投函〜〜。
その後、バタバタとクリスマス
がやってきて
いつの間にか年が明けて、お正月も過ぎ去り、冬休みも終わり、、
「異議申し立て」のことは、すっかり忘れていた。
さて新学期も始まった先週のことです。
授業の合間の休み時間にふと携帯を見ると、夫からメールが届いている。
夫:裁判所からの通知きたよ。どうする? 俺に開けて見てほしい?それとも
今夜帰ってから自分で見る?
私: 開けて〜〜!見て〜〜! んで、すぐ教えて〜〜!!
さてさて、裁判官の下した判決とは。。。(なんて言うと大げさやねー 笑)

罰則の撤回 → 却下
罰金 → $145 から $80 に軽減
WooooHooo !! (喜びの声)
ゴネ得と言われれば、それまでだが、、、
やってみるもんやねー。ホントに罰金が減ったわ(ビックリ)。
アメリカっておもろい国やなー。これって日本でも出来るのかなー。
いや〜何にせよ、これも経験。
お勉強させてもらいました。
おまわりさんに逆恨みされて撃たれる心配もなさそうやし、、、(笑)
みなさんも、運転のさいは
くれぐれも制限速度を守りましょう
夫にその気にさせられて(?)「異議申し立て」すべく
裁判所まで出頭することを決めた私。
「Hearing(出廷してこっちの言い分を聞いてもらうこと)」を希望する旨
封書にて送った先月。
その日から一週間もせず、返事が送られてきた。
通知には
貴女の出廷時刻:1月4日、午後3時
時間に遅れぬよう、裁判所までお越しください。
とある。
うげ〜!ちょうど授業やってる最中じゃん!!!
いくら何でも授業時間にかち合わなくても〜

指定された時刻に出頭できない場合はどうしたらいいのかと
細かい字でびっしり書かれた通知を読み進めていく。
こういう重要文書を読まなければならない時、英語っていうのが本当に本当に面倒くさい。
これが日本語だったら、どんなにかラクだろう〜と思う。
真剣モードで通知を読んでいる私のところに、夫が「どれどれ」とやってきて
夫:あれ、レニア。これ見てごらんよ。
と封筒に入っていたもう一枚の書面を私に差し出した。
おお〜、なんとー!
異議申し立ては、書面でも出来る とな!
当日出廷不可能な場合、または
実際の審問ではなく書面審理を希望する場合は、
指定の用紙に違反した時の状況を詳しく書き記して下さい。
それを読んで裁判官が判決を下します。一度おりた判決には、上告できません。
だって。
夫:へえ〜、昔はこんなチョイス無かったよ。裁判所もよっぽど忙しいんだろなあ。
で、どうする?
もちろん、 話すよりは、書きます! (だって英語だもん)
ということで、書き始めました「異議申し立て」。
1.女性であること
2.自分の年齢(十代、二十代のスピード狂ドライバーでないことを示唆)
3.運転年数(20年以上)
4.無事故無違反であったこと
5.当日は土砂降りで、路面がかなり滑り易かったこと
6.下り坂をおりるまで、後方車がすぐ後ろにピタッといたこと
などに重点をおいて書くといい、と夫に言われ
そのとおり書いた。
書いたものを彼に一度見てもらって、言い回しなどをいくつか直してもらう。
こういう時、アメリカ人の伴侶がいてホント、助かるなあ〜と思う。。。
昔はどんなトラブルが起きても、英語のヘルプなんてもちろんナシ。
全て自分一人でこなしていた。
だから、余計に彼のありがたさが身にしみる。(父ちゃん、ありがとよ!)
用紙いっぱいに書いた「異議申し立て」。
その日のうちにさっそく投函〜〜。

その後、バタバタとクリスマス

いつの間にか年が明けて、お正月も過ぎ去り、冬休みも終わり、、
「異議申し立て」のことは、すっかり忘れていた。
さて新学期も始まった先週のことです。
授業の合間の休み時間にふと携帯を見ると、夫からメールが届いている。
夫:裁判所からの通知きたよ。どうする? 俺に開けて見てほしい?それとも
今夜帰ってから自分で見る?
私: 開けて〜〜!見て〜〜! んで、すぐ教えて〜〜!!
さてさて、裁判官の下した判決とは。。。(なんて言うと大げさやねー 笑)
罰則の撤回 → 却下
罰金 → $145 から $80 に軽減
WooooHooo !! (喜びの声)
ゴネ得と言われれば、それまでだが、、、
やってみるもんやねー。ホントに罰金が減ったわ(ビックリ)。
アメリカっておもろい国やなー。これって日本でも出来るのかなー。
いや〜何にせよ、これも経験。
お勉強させてもらいました。
おまわりさんに逆恨みされて撃たれる心配もなさそうやし、、、(笑)
みなさんも、運転のさいは
くれぐれも制限速度を守りましょう

Posted by レニア at
17:28
│Comments(6)
おまわりさんとケンカ
2011年01月11日
なんて、絶対しちゃあいけません。
どんなに理不尽なこと言われても
どんなに自分の主張を通したくても
口答えひとつせず、とにかく絶対服従。
アメリカのおまわりさんは、日本のおまわりさんとはかなり様相が違う。
簡単に言うと、怖い。
日本のおまわりさんのイメージって、ちゃりんこ乗って町内をパトロールしてたり
交番の前に立ってて、朝なんて登校する子供たちに「おはよう〜」と挨拶してたり
(今の時代はそんなことしないか?)
何て言うか、すごく地域に密着してる感があるのだけど。。。
アメリカのおまわりさんは
上から目線、無愛想、コワい。
こっちには「交番」ってものが無いからなあ。
そのせいもあるのかも。
コワいコワ〜い、おまわりさん。
絶対逆らっちゃだめよ。
ということで、1ヶ月ほど前
ある土砂降りの午後、仕事からの帰り道
運転しながら坂を下りたところで思いがけずおまわりさんに止められ
「スピード違反」と切符を切られた時も
うそ〜〜、私そんなにスピード出してないよー!!
と、大声で抗議したかったが
おまわりさーん、私じゃなくて、私のすぐ後ろの車と勘違いしてなーい??
と、訴えたかったが
グッとこらえて、まずは服従。
言われるがままに免許証、車両登録書、保険証などを提示。
「Have a good day」
と解放されるまで、借りて来たネコのようにおとなしくしておった。
(なにが「Have a good day」じゃあ〜〜〜!とよっぽど悪態つきたかったが)
帰宅。
玄関先で、濡れて少しシットリとなった違反切符片手に、ガックリ肩を落とす私。
罰金 $145 ...て書いてあるよ〜(泣)。
夫: どうしたん?
私: 生まれて初めてのスピード違反チケット、もらっちゃったよ〜〜お。
(はい、実は初めてだったのです。これでも優良運転手だったりするのだ)
夫:あらら〜...どれ、見せてみ。(と、私の違反切符を読み始める相方)
夫:大丈夫だよ。Mitigation Hearingを申し出てみな。レニアなら今までが無事故無違反
だから、必ず罰則が軽減されるはず。
私:はっ??
こういう時、根が日本人の私。
納得いかなくても警察には逆らえない。これも運が悪かったと諦めて、おとなしく
罰金$145を払うしかない。
...という結論に達する。
が夫は、不服があるのなら裁判所に申し出ればいいという考えだ。
私:たかがスピード違反で、裁判所行くの〜〜??
夫:そんな大げさな事じゃないよ。皆やってるよ。ホラ、ここに書いてあるでしょ?
(違反切符の裏面にむちゃくちゃ小さい文字で、確かに書いてあった)
夫:俺も若いとき違反切符切られて、一度だけMitigation Hearingをしに
裁判所行ったことあるよ。だって、明らかにポリスオフィサーの言いがかり
だったんだ。
それで罰金はゼロにこそならなかったけど、随分減ったんだよ。
私: ....。
そんなこと言ったってさあ〜、、、それって裁判官の前でおまわりさんの判断にいちゃもんつけるってことでしょう?それで、もしそのおまわりさんに恨み持たれて、私が撃たれたりしたらどうするのさー。
こういうことになると、途端に気の弱くなる私。
「撃たれる」なんてブツブツ言ってたら、相方に大笑いされた。
夫:自分がチケット切った違反者のHearingにいちいちつき合うほど
警察官も暇じゃないって!!笑
まあ、日本で6年、アメリカで17年の長い運転歴で初めてもらった
記念すべきスピード違反切符だ。
せっかくだから「異議申し立て」まで経験してみるか、と
最後にはちょっと好奇心が出て来た私。
少しドキドキしながら、「Mitigation Hearing希望」と書いて、チケットを送り返した。(もちろん、罰金は同封せず)
さて、この結末はいかに???
(眠くなったので、ここで「To be continued」 笑)
どんなに理不尽なこと言われても
どんなに自分の主張を通したくても
口答えひとつせず、とにかく絶対服従。
アメリカのおまわりさんは、日本のおまわりさんとはかなり様相が違う。
簡単に言うと、怖い。
日本のおまわりさんのイメージって、ちゃりんこ乗って町内をパトロールしてたり
交番の前に立ってて、朝なんて登校する子供たちに「おはよう〜」と挨拶してたり
(今の時代はそんなことしないか?)
何て言うか、すごく地域に密着してる感があるのだけど。。。
アメリカのおまわりさんは
上から目線、無愛想、コワい。
こっちには「交番」ってものが無いからなあ。
そのせいもあるのかも。
コワいコワ〜い、おまわりさん。
絶対逆らっちゃだめよ。
ということで、1ヶ月ほど前
ある土砂降りの午後、仕事からの帰り道
運転しながら坂を下りたところで思いがけずおまわりさんに止められ
「スピード違反」と切符を切られた時も
うそ〜〜、私そんなにスピード出してないよー!!
と、大声で抗議したかったが
おまわりさーん、私じゃなくて、私のすぐ後ろの車と勘違いしてなーい??
と、訴えたかったが
グッとこらえて、まずは服従。
言われるがままに免許証、車両登録書、保険証などを提示。
「Have a good day」
と解放されるまで、借りて来たネコのようにおとなしくしておった。
(なにが「Have a good day」じゃあ〜〜〜!とよっぽど悪態つきたかったが)
帰宅。
玄関先で、濡れて少しシットリとなった違反切符片手に、ガックリ肩を落とす私。
罰金 $145 ...て書いてあるよ〜(泣)。
夫: どうしたん?
私: 生まれて初めてのスピード違反チケット、もらっちゃったよ〜〜お。
(はい、実は初めてだったのです。これでも優良運転手だったりするのだ)
夫:あらら〜...どれ、見せてみ。(と、私の違反切符を読み始める相方)
夫:大丈夫だよ。Mitigation Hearingを申し出てみな。レニアなら今までが無事故無違反
だから、必ず罰則が軽減されるはず。
私:はっ??
こういう時、根が日本人の私。
納得いかなくても警察には逆らえない。これも運が悪かったと諦めて、おとなしく
罰金$145を払うしかない。
...という結論に達する。
が夫は、不服があるのなら裁判所に申し出ればいいという考えだ。
私:たかがスピード違反で、裁判所行くの〜〜??
夫:そんな大げさな事じゃないよ。皆やってるよ。ホラ、ここに書いてあるでしょ?
(違反切符の裏面にむちゃくちゃ小さい文字で、確かに書いてあった)
夫:俺も若いとき違反切符切られて、一度だけMitigation Hearingをしに
裁判所行ったことあるよ。だって、明らかにポリスオフィサーの言いがかり
だったんだ。
それで罰金はゼロにこそならなかったけど、随分減ったんだよ。
私: ....。
そんなこと言ったってさあ〜、、、それって裁判官の前でおまわりさんの判断にいちゃもんつけるってことでしょう?それで、もしそのおまわりさんに恨み持たれて、私が撃たれたりしたらどうするのさー。
こういうことになると、途端に気の弱くなる私。
「撃たれる」なんてブツブツ言ってたら、相方に大笑いされた。
夫:自分がチケット切った違反者のHearingにいちいちつき合うほど
警察官も暇じゃないって!!笑
まあ、日本で6年、アメリカで17年の長い運転歴で初めてもらった
記念すべきスピード違反切符だ。
せっかくだから「異議申し立て」まで経験してみるか、と
最後にはちょっと好奇心が出て来た私。
少しドキドキしながら、「Mitigation Hearing希望」と書いて、チケットを送り返した。(もちろん、罰金は同封せず)
さて、この結末はいかに???
(眠くなったので、ここで「To be continued」 笑)
Posted by レニア at
19:37
│Comments(4)
旧友
2011年01月07日
旧友と酒を飲んだ。
最後に会ったのは、、、ん〜〜
1年以上前になるだろうか。
なかなか会えない。
何故なら
ヤツは日本に住んでいるからだ。

初めて出会ったのは20年以上前。
私がまだ鹿児島で、大学1年生だったころ。
吉野出身、名門鶴丸高校を出た彼は、当時浪人生だった。
いっぽう私はというと、
実は私も大学受験には失敗。
行きたかった東京の大学は見事落ち、すぐ下の妹が翌年に受験を控えていたので浪人はさせられないと親に言われ
もう一つ受けていた地元の大学に、いやいや行かざるを得ない状況だった。
なので当時浪人していたヤツが、実はちょっと羨ましかったりしたのだ。
その浪人生の彼と当時なんで接点があったかというと
よくつるんで遊んでいた大学仲間の一人の幼なじみだったという、ただそれだけ。
それでいつの間にかうちらの遊びの輪に加わるようになり
それ以来、今まで交流が続いている。
でも今振り返って思うと、、、
あの時地元のその大学に行ったことがその後の私の人生を大きく左右した。
もしも当時、受験に合格して東京の大学に行っていたら、自分が今頃こうしてアメリカに住んでいることもきっとなかっただろうと思う。。。
話はそれましたが...
その旧友、その後見事薬科大に合格し
今では超メジャーな製薬会社で働くバリバリの東京ビジネスマン。
幸せな結婚もして、可愛い男の子と女の子のパパでもある。
年末に突然、ヤツからメールが来て
1月に出張でまたシアトル行くから〜〜
前回会った2009年の冬も、彼が出張でシアトルにやって来た時だった。
その時は家に泊まってもらって、相方と3人でゆっくり飲んだ。
が、今回ヤツは、今夜シアトルに到着してあさっての朝にはワシントンDCへ移動するという
強行スケジュール。
加えて、
今日はたまたま私の授業が夜まである日だったので、相方が起きている時間帯に3人で会うのは不可能ということで
私だけが学校帰りにヤツをホテルで拾って、外でサクッと飲むという
とっても短い再会となった。
短い時間だったけど
古い友と飲むって、本当にいいものだ。
しかもばりばり鹿児島弁での会話。
久しぶりに体験してつくづく実感したけど、これってどうやら何よりのビタミン剤みたい?
シアトルに居ても仕事柄、日本語を話す機会は多い私だが
鹿児島弁を話す機会は皆無と言ってもいい。
今日は仕事でも特に疲れることの多い一日だったので、そんな一日の終わりに馴染みの友と酒を酌み交わし、郷里の言葉で思う存分おしゃべりしたことが
思いがけず癒しとなった。。。
同い年なんだけど
二人して、「えーと、今年うちらっていくつになるんだっけ??」
なんて
とぼけてみたり? 笑
(いや、最近マジで思い出せなかったりするんです)
お互い今では全く別々の場所で
それぞれの人生を歩んでいる。
それでもこうして会うと、まるで会っていなかった時間が存在さえしなかったかのように
まるで、つい先週もどこかで一緒に飲んでいたかのように
「おー、その後どうよ〜?」と
瞬時「前回の続き」に戻れる
この不思議さよ。。。
友は宝
ですね。
最後に会ったのは、、、ん〜〜
1年以上前になるだろうか。
なかなか会えない。
何故なら
ヤツは日本に住んでいるからだ。

初めて出会ったのは20年以上前。
私がまだ鹿児島で、大学1年生だったころ。
吉野出身、名門鶴丸高校を出た彼は、当時浪人生だった。
いっぽう私はというと、
実は私も大学受験には失敗。
行きたかった東京の大学は見事落ち、すぐ下の妹が翌年に受験を控えていたので浪人はさせられないと親に言われ
もう一つ受けていた地元の大学に、いやいや行かざるを得ない状況だった。
なので当時浪人していたヤツが、実はちょっと羨ましかったりしたのだ。
その浪人生の彼と当時なんで接点があったかというと
よくつるんで遊んでいた大学仲間の一人の幼なじみだったという、ただそれだけ。
それでいつの間にかうちらの遊びの輪に加わるようになり
それ以来、今まで交流が続いている。
でも今振り返って思うと、、、
あの時地元のその大学に行ったことがその後の私の人生を大きく左右した。
もしも当時、受験に合格して東京の大学に行っていたら、自分が今頃こうしてアメリカに住んでいることもきっとなかっただろうと思う。。。
話はそれましたが...
その旧友、その後見事薬科大に合格し
今では超メジャーな製薬会社で働くバリバリの東京ビジネスマン。
幸せな結婚もして、可愛い男の子と女の子のパパでもある。
年末に突然、ヤツからメールが来て
1月に出張でまたシアトル行くから〜〜
前回会った2009年の冬も、彼が出張でシアトルにやって来た時だった。
その時は家に泊まってもらって、相方と3人でゆっくり飲んだ。
が、今回ヤツは、今夜シアトルに到着してあさっての朝にはワシントンDCへ移動するという
強行スケジュール。
加えて、
今日はたまたま私の授業が夜まである日だったので、相方が起きている時間帯に3人で会うのは不可能ということで
私だけが学校帰りにヤツをホテルで拾って、外でサクッと飲むという
とっても短い再会となった。
短い時間だったけど
古い友と飲むって、本当にいいものだ。
しかもばりばり鹿児島弁での会話。
久しぶりに体験してつくづく実感したけど、これってどうやら何よりのビタミン剤みたい?
シアトルに居ても仕事柄、日本語を話す機会は多い私だが
鹿児島弁を話す機会は皆無と言ってもいい。
今日は仕事でも特に疲れることの多い一日だったので、そんな一日の終わりに馴染みの友と酒を酌み交わし、郷里の言葉で思う存分おしゃべりしたことが
思いがけず癒しとなった。。。
同い年なんだけど
二人して、「えーと、今年うちらっていくつになるんだっけ??」
なんて
とぼけてみたり? 笑
(いや、最近マジで思い出せなかったりするんです)
お互い今では全く別々の場所で
それぞれの人生を歩んでいる。
それでもこうして会うと、まるで会っていなかった時間が存在さえしなかったかのように
まるで、つい先週もどこかで一緒に飲んでいたかのように
「おー、その後どうよ〜?」と
瞬時「前回の続き」に戻れる
この不思議さよ。。。
友は宝
ですね。
Posted by レニア at
19:09
│Comments(2)
鹿児島の姫さん
2011年01月06日
「篤(あつ)姫」ならぬ
「なつ姫」です。

鹿児島に住む妹の次女。つまり私の姪っ子。
去年の6月にハワイで、鹿児島からやってきた私の両親と落ち合ったときの一幕だ。
まだ小学生のなつ姫だけが、じーちゃん、ばーちゃんにくっついてやってきた。
(長女は既に中学生なので、学校が休めず来られなかった)
なつ姫にとっては初めてのハワイ。
これは、ランチを食べに入った友人の店で。

おもむろに折り紙を取り出し、いきなり夫に「鶴」の折り方を伝授し始める、姫。
ツル、折れないの〜? 教えてあげるね!
(かごんま弁のイントネーションで読んで下さい)
簡単だよ!
いや、姫、初心者に「ツル」はかなり難しいと思いまする...。
違うよ〜、Sさん、ここをこうすんの。

日本語もろくに分からないのに、姫のかごんま弁なら分かるのか?
とっても従順な夫。
「はい。はい。 あ〜、はいはい」と (「はい」は日本語で言える彼)
おとなしく、かなり熱心に(?)姫の指導に聞き入っておりました。

え〜、、、写真とらんでよぉ〜。
て言いながら、めっちゃ嬉しそうなこの顔。見てくんさい。
けすいぼ やね〜 。。。笑

ちなみに
ハワイ大学院時代の友人が、旦那さんと一緒に数年前にオープンしたこのお店
Cream Pot (クリームポット) http://tastyislandhawaii.com/blog/2010/01/03/waikiki-eats-cream-pot/

ワイキキ内のアワライ運河に面した、とっても長めの良い便利な立地にあります。
朝食&ランチ専門なので2時には閉まってしまいますが
味も量も日本人向けのとっても可愛いお店!
内装のほとんどが、友人と旦那さまの、なんと手作りなのです。
オムレツも、ベイクド・エッグも、エッグベネディクトも、めちゃ美味しい!
「ハワイで気軽に行けるお店」として
日本の雑誌でも、何度も紹介されたそう。

ハワイへお越しの際は、ぜひぜひお立ち寄りくださいませ!
ちなみにその友だちは、今でもハワイ大学で日本語講師をしながら、旦那さんとこのレストラン業も両立して立派にこなす、とーっても頑張り屋さんの女の子です。
入れ替わりの激しいハワイの飲食業界において、このお店が繁盛してるのは
偏に彼女と、そして彼女の旦那さまの人柄によるものと、私は確信しています。

さて、一方の「なつ姫」は...

この笑顔のまんま、ハワイ滞在中始終ごきげんでした。
夫にもマイケルにも、臆せずばりばりかごんま弁で話しかけておった。
夫には、この時会うのが2度目。マイケルとは実は初対面だったのだけど、
子供ってすごいね〜。。。
言葉もろくに通じないのに、けらけら、すっかり打ち解けてました。(一応、従妹だもんね)
マイケルに「あんた、なつ姫の言ってること分かるの??」と聞いたら
「分かんない。でもあの年頃の女の子の言う事って
アメリカ人も日本人も、なんら変わんないよ、きっと」 だとさ。
私はそんな「なつ姫」が、可愛くてしょうがない。
赤ちゃんの時から知ってるなつ姫が、今じゃかごんま弁で、柔らかく
「あのね〜あのね〜」と
話しかけてくる。
その愛らしい様子を見ていると、私は心底、ほんわり温かい、柔らかい、故郷のことばが大好きだと実感する。
もしも
もしも将来自分に子供が生まれてくれたら、、、
私は、絶対日本語で
それもできれば鹿児島のことばで育てたいなあと思っている。
実際には、かなり難しいと思いますが。。。
「なつ姫」です。

鹿児島に住む妹の次女。つまり私の姪っ子。
去年の6月にハワイで、鹿児島からやってきた私の両親と落ち合ったときの一幕だ。
まだ小学生のなつ姫だけが、じーちゃん、ばーちゃんにくっついてやってきた。
(長女は既に中学生なので、学校が休めず来られなかった)
なつ姫にとっては初めてのハワイ。
これは、ランチを食べに入った友人の店で。

おもむろに折り紙を取り出し、いきなり夫に「鶴」の折り方を伝授し始める、姫。
ツル、折れないの〜? 教えてあげるね!
(かごんま弁のイントネーションで読んで下さい)
簡単だよ!
いや、姫、初心者に「ツル」はかなり難しいと思いまする...。
違うよ〜、Sさん、ここをこうすんの。

日本語もろくに分からないのに、姫のかごんま弁なら分かるのか?
とっても従順な夫。
「はい。はい。 あ〜、はいはい」と (「はい」は日本語で言える彼)
おとなしく、かなり熱心に(?)姫の指導に聞き入っておりました。

え〜、、、写真とらんでよぉ〜。
て言いながら、めっちゃ嬉しそうなこの顔。見てくんさい。
けすいぼ やね〜 。。。笑

ちなみに
ハワイ大学院時代の友人が、旦那さんと一緒に数年前にオープンしたこのお店
Cream Pot (クリームポット) http://tastyislandhawaii.com/blog/2010/01/03/waikiki-eats-cream-pot/

ワイキキ内のアワライ運河に面した、とっても長めの良い便利な立地にあります。
朝食&ランチ専門なので2時には閉まってしまいますが
味も量も日本人向けのとっても可愛いお店!
内装のほとんどが、友人と旦那さまの、なんと手作りなのです。
オムレツも、ベイクド・エッグも、エッグベネディクトも、めちゃ美味しい!
「ハワイで気軽に行けるお店」として
日本の雑誌でも、何度も紹介されたそう。
ハワイへお越しの際は、ぜひぜひお立ち寄りくださいませ!
ちなみにその友だちは、今でもハワイ大学で日本語講師をしながら、旦那さんとこのレストラン業も両立して立派にこなす、とーっても頑張り屋さんの女の子です。
入れ替わりの激しいハワイの飲食業界において、このお店が繁盛してるのは
偏に彼女と、そして彼女の旦那さまの人柄によるものと、私は確信しています。
さて、一方の「なつ姫」は...

この笑顔のまんま、ハワイ滞在中始終ごきげんでした。
夫にもマイケルにも、臆せずばりばりかごんま弁で話しかけておった。
夫には、この時会うのが2度目。マイケルとは実は初対面だったのだけど、
子供ってすごいね〜。。。
言葉もろくに通じないのに、けらけら、すっかり打ち解けてました。(一応、従妹だもんね)
マイケルに「あんた、なつ姫の言ってること分かるの??」と聞いたら
「分かんない。でもあの年頃の女の子の言う事って
アメリカ人も日本人も、なんら変わんないよ、きっと」 だとさ。
私はそんな「なつ姫」が、可愛くてしょうがない。
赤ちゃんの時から知ってるなつ姫が、今じゃかごんま弁で、柔らかく
「あのね〜あのね〜」と
話しかけてくる。
その愛らしい様子を見ていると、私は心底、ほんわり温かい、柔らかい、故郷のことばが大好きだと実感する。
もしも
もしも将来自分に子供が生まれてくれたら、、、
私は、絶対日本語で
それもできれば鹿児島のことばで育てたいなあと思っている。
実際には、かなり難しいと思いますが。。。
Posted by レニア at
19:29
│Comments(4)
優しい幕開け
2011年01月05日
新年明けましておめでとうございます。
大晦日にやっとクリスマスツリーを片付けた。
なんだか急にガランとしてしまったリビングルーム。ちょっと物淋しい。
31日の夜、マイケルは友達宅でのパーティに出かけてしまい
家で相方と二人だった。
珍しく丁寧にダシをとって作った年越しそばをいただき
新年を迎えた瞬間はテレビでスペースニードルの花火を見ただけという、静かな年越しとなった。

「お正月三ヶ日」など関係ないアメリカでは、月曜日(3日)からすでに新学期が始まり
早速私も仕事開始だ。
過去2年間、元旦には最悪のことが起きた。
なので、今年も「なんかやって来るかあ〜」と自然と警戒心が高まっていたのだけど
おかげさまで今年はとても平穏な日になった。
2011年を迎えてやっと大殺界を抜けた相方は
「僕のご利益かもね〜」なんて言ってたが
当の本人は元旦から風邪をひいて、今日もまだゴホゴホいっている。

今日仕事から戻ったら、日本の友達からのカードが2通同時に届いていた。
どちらのカードにも、手書きの優しい言葉が綴られていた。
外から戻るといつも「寒い〜〜!!」とおたけんで、暖炉の前にしばらく陣取る私だが
今夜は暖炉の前に鎮座するまでもなく、そのカードのおかげで
内側からほのぼの温かくなった。
こうして自分を思い出してくれる人のいる幸せ。
家に帰れば「おかえり」と言ってくれる人のいる幸せ。
優しい人たちに彩られてきた私の人生。
2011年も、そんな優しい人たちとつながっていける一年に
してゆきたいな。
今年の目標は、もっともっと「ありがとう」と言うこと。
大晦日にやっとクリスマスツリーを片付けた。
なんだか急にガランとしてしまったリビングルーム。ちょっと物淋しい。
31日の夜、マイケルは友達宅でのパーティに出かけてしまい
家で相方と二人だった。
珍しく丁寧にダシをとって作った年越しそばをいただき
新年を迎えた瞬間はテレビでスペースニードルの花火を見ただけという、静かな年越しとなった。

「お正月三ヶ日」など関係ないアメリカでは、月曜日(3日)からすでに新学期が始まり
早速私も仕事開始だ。
過去2年間、元旦には最悪のことが起きた。
なので、今年も「なんかやって来るかあ〜」と自然と警戒心が高まっていたのだけど
おかげさまで今年はとても平穏な日になった。
2011年を迎えてやっと大殺界を抜けた相方は
「僕のご利益かもね〜」なんて言ってたが
当の本人は元旦から風邪をひいて、今日もまだゴホゴホいっている。
今日仕事から戻ったら、日本の友達からのカードが2通同時に届いていた。
どちらのカードにも、手書きの優しい言葉が綴られていた。
外から戻るといつも「寒い〜〜!!」とおたけんで、暖炉の前にしばらく陣取る私だが
今夜は暖炉の前に鎮座するまでもなく、そのカードのおかげで
内側からほのぼの温かくなった。
こうして自分を思い出してくれる人のいる幸せ。
家に帰れば「おかえり」と言ってくれる人のいる幸せ。
優しい人たちに彩られてきた私の人生。
2011年も、そんな優しい人たちとつながっていける一年に
してゆきたいな。
今年の目標は、もっともっと「ありがとう」と言うこと。
Posted by レニア at
20:40
│Comments(0)