最初から始めよう
2012年12月25日
先週の金曜日（日本では土曜日）
世界は滅びるとされていた。
でも
私も皆さんも、こうして無事にクリスマスを迎えることができた。
マヤ暦には、2012年12月21日までしかなかったため、
こうした「地球滅亡説」が飛び交ったわけだが
NASAの解説によると、2012年12月21日は
マヤカレンダーの「終わり」ではなく、また「初めに戻った」日なのだという。
「ちょうど車のオドメーターが一周すると、また最初からカウントするのと同じだということです」
マヤ暦によると、世界が創造されたのは
私たちの暦でいうところの、紀元前3114年、8月11日。
マヤ・カレンダー上では、 13. 0. 0. 0. 0
と表示されるのだとか。
そして何千年もの時が経って、再び 13. 0. 0. 0. 0
に戻るのが、なんと
2012年12月21日だった、というのだ。
（"Why the World Didn't End Yesterday"より引用
http://www.youtube.com/watch?v=QY_Gc1bF8ds )
なんだか気の遠くなるようなスケールのお話だが、、、
要は「再生」を意味してるのでは？
我ながら、
新千年紀（2000年の始まり）や
マヤ・カレンダーが一巡を終える瞬間に、この世に居たなんて
随分と大きな「節目」の時代に
生を授かったものだなあ〜と自分で感心する。
こちらは今日がクリスマスイブだ。
からっぽだったツリーの下も、プレゼントで随分とにぎやかになった。
最近、バルコニーをジッと見入ることの多いうちのガキんちょども。
何故かというと、小さなお客さんたちが毎日のように訪れてくれるようになったから。
理由はこれ。
夫が数週間まえにバルコニーに吊るした鳥さんのエサ。
これめがけて、さまざまな野鳥が遊びに来てくれるようになった。
ここのところ連日、クリスマスショッピングだの、パーティだの、親戚の集まりだのと
出かける日が続いたが
今日は久しぶりに、ずっと家にいた。
にゃんこどもと、ボーッと野鳥達を眺めていた。
人は、毎晩眠るときに一度死んで
翌朝目が覚めるときにまた新たに生まれ変わっているのだと聞いたことがある。
難しい信仰や宗教など持たなくても、誰でも毎日「再生」しているのだと。
私にとって、こうして自宅にいて静かな時間を過ごせる日も
再生の機会である気がする。
今日ふと手に取って読んでみたのは、もう何度も何度も読んだ、こちら ↓
何度も読んだのに、改めて読む度に
まるで初めて読んだかのように、ハッとさせられる事がある。
今日、目にとまったのはこの一節。
1．私は私でいられる。
2．あなたはあなたでいられる。
3．私たちは私たちでいられる。
4．私は成長できる。
5．あなたは成長できる。
6．私たちは一緒に成長できる。
本質的には、いい恋愛や結婚とは、これにつきるのだ。
（『愛の倫理』by 飯田史彦）
父、母、兄弟、子供などの肉親とは異なり
生まれたあとの自分の意思で選べるのが、唯一「伴侶」という家族だ。
（私の場合は、息子もそう）
元は他人だ。
その他人と愛情ある家族関係を維持してゆくには
明確な意志、知恵、技術が必要だと痛感する。
絵を上手に描けるようになるには絵画のことを学ばなければならない。
ピアノを上手に弾けるようになるには、音楽という芸術を理解し練習を積まなければならない。
愛することも、とてつもない高度な技術を要するアートだと。。。
成熟した思考力と
努力を惜しまない強い決意を、要するアートだと
感じる。
（美術や音楽の授業のように、その「さわり」だけでも伝授してくれるクラスが
どうして学校にないのかなあ〜と思います）
でも、何となく行き詰まったら
また最初から始めよう。
私たちは毎日生まれ変わっているし、
少しずつでも進化している（と思っている）し、
マヤ文明の、数千年に及ぶ長期暦でさえ始まりに戻った
再生のチャンスはいつも目の前にある。
「もう止めた」と叫ばない限り、
道は続いていく。
世界は滅びるとされていた。
でも
私も皆さんも、こうして無事にクリスマスを迎えることができた。
マヤ暦には、2012年12月21日までしかなかったため、
こうした「地球滅亡説」が飛び交ったわけだが
NASAの解説によると、2012年12月21日は
マヤカレンダーの「終わり」ではなく、また「初めに戻った」日なのだという。
「ちょうど車のオドメーターが一周すると、また最初からカウントするのと同じだということです」
マヤ暦によると、世界が創造されたのは
私たちの暦でいうところの、紀元前3114年、8月11日。
マヤ・カレンダー上では、 13. 0. 0. 0. 0
と表示されるのだとか。
そして何千年もの時が経って、再び 13. 0. 0. 0. 0
に戻るのが、なんと
2012年12月21日だった、というのだ。
（"Why the World Didn't End Yesterday"より引用
http://www.youtube.com/watch?v=QY_Gc1bF8ds )
なんだか気の遠くなるようなスケールのお話だが、、、
要は「再生」を意味してるのでは？
我ながら、
新千年紀（2000年の始まり）や
マヤ・カレンダーが一巡を終える瞬間に、この世に居たなんて
随分と大きな「節目」の時代に
生を授かったものだなあ〜と自分で感心する。
こちらは今日がクリスマスイブだ。
からっぽだったツリーの下も、プレゼントで随分とにぎやかになった。
最近、バルコニーをジッと見入ることの多いうちのガキんちょども。
何故かというと、小さなお客さんたちが毎日のように訪れてくれるようになったから。
理由はこれ。
夫が数週間まえにバルコニーに吊るした鳥さんのエサ。
これめがけて、さまざまな野鳥が遊びに来てくれるようになった。
ここのところ連日、クリスマスショッピングだの、パーティだの、親戚の集まりだのと
出かける日が続いたが
今日は久しぶりに、ずっと家にいた。
にゃんこどもと、ボーッと野鳥達を眺めていた。
人は、毎晩眠るときに一度死んで
翌朝目が覚めるときにまた新たに生まれ変わっているのだと聞いたことがある。
難しい信仰や宗教など持たなくても、誰でも毎日「再生」しているのだと。
私にとって、こうして自宅にいて静かな時間を過ごせる日も
再生の機会である気がする。
今日ふと手に取って読んでみたのは、もう何度も何度も読んだ、こちら ↓
何度も読んだのに、改めて読む度に
まるで初めて読んだかのように、ハッとさせられる事がある。
今日、目にとまったのはこの一節。
1．私は私でいられる。
2．あなたはあなたでいられる。
3．私たちは私たちでいられる。
4．私は成長できる。
5．あなたは成長できる。
6．私たちは一緒に成長できる。
本質的には、いい恋愛や結婚とは、これにつきるのだ。
（『愛の倫理』by 飯田史彦）
父、母、兄弟、子供などの肉親とは異なり
生まれたあとの自分の意思で選べるのが、唯一「伴侶」という家族だ。
（私の場合は、息子もそう）
元は他人だ。
その他人と愛情ある家族関係を維持してゆくには
明確な意志、知恵、技術が必要だと痛感する。
絵を上手に描けるようになるには絵画のことを学ばなければならない。
ピアノを上手に弾けるようになるには、音楽という芸術を理解し練習を積まなければならない。
愛することも、とてつもない高度な技術を要するアートだと。。。
成熟した思考力と
努力を惜しまない強い決意を、要するアートだと
感じる。
（美術や音楽の授業のように、その「さわり」だけでも伝授してくれるクラスが
どうして学校にないのかなあ〜と思います）
でも、何となく行き詰まったら
また最初から始めよう。
私たちは毎日生まれ変わっているし、
少しずつでも進化している（と思っている）し、
マヤ文明の、数千年に及ぶ長期暦でさえ始まりに戻った
再生のチャンスはいつも目の前にある。
「もう止めた」と叫ばない限り、
道は続いていく。
Posted by レニア at 13:08│Comments(2)
│ふと思うこと
この記事へのコメント
Posted by ３児の母ｍａｋｉｍａｋｉ at 2012年12月28日 23:19
３児の母 makimakiさん、
初めまして。今朝起きてまず読んだのが makimakiさんからの素敵なコメントでした。それだけで今日はとっても良い日になるような気がしました。ありがとうございます。
昨日は仕事納めの日だったのですね。一年の締めくくりの日に、makimakiさんが長年連れ添った人へと思いを込めて買ったカードとチョコレート。。。旦那さまはどんな気持ちで受け取ってくれたかな。makimakiさんの思いは伝わったかなと、私のほうが読んでてドキドキしてしまいました。
パートナーシップも17年も経過するときっと色々と形が変わってきますよね。私たち夫婦はまだその域に達していないのですが、これからどう変化してゆくか分かりません。多忙な日常の中でお互いを見失わずに生活してゆくって並大抵な事でないように思います。それは今回「妻の祈り」にいただいた多くの方々からのコメントを読んでも痛感したことでした。
でも、「あ！」と気がついて自分を見直そう、伝えよう、努力しよう、、、と諦めない姿勢こそが愛のような気がします。夫婦間の愛情って、地味で、誰かに恋してポ〜っとなる感情とは全く真逆のところにありますよね。
努力、理解、忍耐、根性って、、、個人的には「熱血スポーツ漫画みたい」って思います（笑
私はぐ〜っと行き詰まってくると「巨人の星」のテーマソングが頭の中で流れたりします。
お二人の関係がどうか動き出しますように。。。勝手ながら遠くシアトルからお祈りさせていただきます。
コメントとっても嬉しかったです！また遊びにきてください。
初めまして。今朝起きてまず読んだのが makimakiさんからの素敵なコメントでした。それだけで今日はとっても良い日になるような気がしました。ありがとうございます。
昨日は仕事納めの日だったのですね。一年の締めくくりの日に、makimakiさんが長年連れ添った人へと思いを込めて買ったカードとチョコレート。。。旦那さまはどんな気持ちで受け取ってくれたかな。makimakiさんの思いは伝わったかなと、私のほうが読んでてドキドキしてしまいました。
パートナーシップも17年も経過するときっと色々と形が変わってきますよね。私たち夫婦はまだその域に達していないのですが、これからどう変化してゆくか分かりません。多忙な日常の中でお互いを見失わずに生活してゆくって並大抵な事でないように思います。それは今回「妻の祈り」にいただいた多くの方々からのコメントを読んでも痛感したことでした。
でも、「あ！」と気がついて自分を見直そう、伝えよう、努力しよう、、、と諦めない姿勢こそが愛のような気がします。夫婦間の愛情って、地味で、誰かに恋してポ〜っとなる感情とは全く真逆のところにありますよね。
努力、理解、忍耐、根性って、、、個人的には「熱血スポーツ漫画みたい」って思います（笑
私はぐ〜っと行き詰まってくると「巨人の星」のテーマソングが頭の中で流れたりします。
お二人の関係がどうか動き出しますように。。。勝手ながら遠くシアトルからお祈りさせていただきます。
コメントとっても嬉しかったです！また遊びにきてください。
Posted by レニア
at 2012年12月29日 06:31
at 2012年12月29日 06:31
ＦＢで妻の祈りを知り、レニアさんのブログに辿りついた者です。
出産前まで（１０年も前の話ですが…）日本語教師をしていた事もあり、勝手に親近感を持ち ここ数日読ませていただきました。
いつも通勤電車の中で古い携帯でちまちま読んでいたので、今日初めてＰＣでお邪魔し、ブルーの背景にびっくりしました（笑）
私達夫婦も結婚１１年目（交際期間を入れると１７年…）に突入し、ここ数年今まで経験した事のない闇の中を彷徨っている状態でして、レニアさんのブログに１つ１つにうるっとしたりほっこりしたり・・・色々考えさせられ「このままじゃいけない！！」と真剣に思っているところです。
そして今回の
再生のチャンスはいつも目の前にある。
「もう止めた」と叫ばない限り、
道は続いていく。
で、２人の関係を諦めかけていた自分に「再生のチャンス」はまだあるんじゃないか？？と。仕事納めの今日、何年かぶりにカードと相方の好物のチョコを買いました。何かを伝えなきゃと今考えている次第です。
見ず知らずの者にいきなりこんな話されても困りますよね？！すみません。
でもリニアさんのおかげで「どうにかしよう！」と思えた事を伝えたくて
コメントさせていただきました。
また遊びにきます。