子供って本当に、、、

2012年10月22日

すっかり秋めいたシアトル
子供って本当に、、、

ついこの前までバルコニーにハミングバードが遊びに来てくれていたのに
子供って本当に、、、

子供って本当に、、、

でも気温の低下で、このプランターの花もいつしかその命を終えた。
子供って本当に、、、


去年マイケルに買ってやった
古〜〜い、トヨタカムリのワゴン車
子供って本当に、、、

大事に乗んなさいよ

と言ってあったのに
最近になってとうとう走らなくなった。。。うるうる


職場でスーパーバイザーに昇格して
次は、アシスタントマネージャーになることを狙っているマイケル

その為に、車はどうしても必要らしい。
(銀行へ振り込みに走ったりするため)


といっても本人には新しく車を買う蓄えなどない。


こういうとき、いつも悩むのだ。

たとえば私の車をあの子に譲って、私が新しく車を購入するか?などなど

親がサポートしてやることは簡単な(しかもラクな)ことだ。

でも

それが長い目でみたとき果たして彼の為になるだろうか?と
夫とさんざん話し合った。

マイケル本人は、自分に車を買ってくれと頼んできたりはしないが

親が何か良い案を提示してくれるのではという期待は持っていたと思う(今までがそうだったから)

前述のトヨタのワゴン車は、完全に「ギフト」だった。

今回もそうして彼に車を買い与えてしまうのは簡単だが、
そうするよりは
時間がかかっても本人に払わせたほうがいいのではないかという結論に
最終的に夫婦で達した。

それで提示した案は

別の中古車を親が立て替えて購入する。マイケルはこの先3年ローンでその支払いを親に対してする、というもの。


これまたタイミング良く、ワシントン大学の研究員として働いていた日本人の方が
来月日本へ帰国するということで、お持ちの古いトヨタ車を売りに出しているのをネット上で見つけた。

98年のトヨタ「シエナ」
割と大きなバンだが、私としては過去の持ち主が全て日本人だったという点が
大きな安心材料となった。
(個人から車を譲り受ける場合、色んな人がいますからねえ)

マイケルを連れて、その方のところへ試乗に訪れたが
とても良心的で誠実な人だという印象をうけた。
車も多少のダメージはあるが走行には問題なく、20歳の男の子が乗るにはこれで充分だと感じた。

マイケルも「気に入った」と。



マイケルが今出せるお金は$400だけ。
なので残りは親が立て替えることになる。
その支払いを彼は月々私たちにしてゆくことになる。


そうやって彼が毎月支払ってくれるお金は、マイケルのお金として貯めておき
ゆくゆくは本人に返すつもりでいるが
その事は本人には言ってない。


3年という長い期間に、毎月きちんと支払いをしてゆくという経験自体が
本人の自信につながるのではと考えて、夫と至った結論だったが

果たしてこのやり方が最良かどうかは
時間がたってみないと分からないだろう。

同じような年ごろのお子さんをお持ちの親御さんだったら、
どうされるだろうか。

私たちは甘すぎるのだろうか
それとも
厳しすぎるのだろうか






マイケルに関しては、本当に悩みが耐えない。

どんなに体がきつくても仕事のストレスにはいくらでも対処できる。ここまで熟考したり気をもんだりしない気がする。




そんなすったもんだの合間に、
実は引っ越しである。(苦笑)




もともと今の地域に留まったのはマイケルの学区を変えたくなかったからで
彼が高校を卒業した今、この地に留まる理由はないので
もう少しシアトル中心地に近い所へ、思い切って動くことにした。


うちのもう二人(?)のガキんちょども

この子たちを連れて初めての引っ越しである。
ネコは家に住み着くというから、新しい場所で大丈夫かなあと、、、ちょっと心配ではあるが。

こちらのそんな心配をよそに、のん気にお昼寝のココ。
すっかり我が家の一員になった。
子供って本当に、、、

あんたはいいねえ、、、寝るのが仕事で。 苦笑
子供って本当に、、、



キキはというと
最近はもっぱらマイケルの部屋に入り浸りである。
子供って本当に、、、




人間の子供も、ネコの子供も
子供は本当に手がかかる。
いくつになってもそれは変わらない気がする。


きっと私だって
親にそういう風に思われていたんだろうなあ、、、と思う。











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Posted by レニア at 14:26│Comments(6)子供

この記事へのコメント

親御さんローン賛成です。
社会人になった娘とは、利子は取りませんが
お金の貸し借りはきちんとします。
うふふだったらその車のローンは結婚の時の
お祝い金にプラスするかも!!!
Posted by うふふうふふ at 2012年10月22日 15:32
うふふさん!

本物の親御さんにそう言っていただけると、すごく心強いです!
うふふさんも娘さんとお金の貸し借りはきちんとなさるのですね。「子供からお金なんて要らないよ」という気持ちもありながら、でも社会のしきたりですからそこはきちんとしたほうがいいと思ったり、、、
今はクレジットカード破産する子が後を絶ちませんから、お金に対して責任を持たせるって昔にも増して大事だなと考えたりします。
結婚の時のお祝いに、、、なるほど。名案です:)
Posted by レニアレニア at 2012年10月22日 16:02
私の子達はまだまだ小、中学生ですが、自分が社会人になったときに自宅住んでいたので、家賃食費電話代を(まだ携帯のない時だったので)毎月3万円入れていました。結婚をして家を出るときにそのお金を渡してくれました。自分でそれだけ貯めることはきっと出来なかったと思います。親に感謝しましたよ~!
Posted by chimi* at 2012年10月22日 18:23
chimiさん、

お久しぶりです。chimiさんは小、中学生のお子さんがいらっしゃるんですね。これから先が楽しみですね!
そしてご両親も素晴らしいご両親ですね。。。そうやって自分のことを真っ先に思ってくれる人がいるということ、生きていく上でこれ以上の励みは無いですよね。
そういう愛情いっぱいの親に恵まれなかった人も多くいる世の中、自分は本当にラッキーだったのだなあと思います。マイケルにも今よりずっと大人になってそういうふうに思ってもらえるといいのですが。
Posted by レニア at 2012年10月26日 15:50
レニアさん。

初めまして。
レニアさんのお心温まるお話を、
友人がシェアしたことから、こちらのブログを知りました。

私は高校一年のころから学校が終わるとバイト生活でしたので、
家にも生活費をいれてました。

親にも、それが当たり前だと無言で言われていたような気がします。

原付免許から始まり、中型バイクの免許代、車の免許代、バイクに車・・・・。
頑張って、休みなく働いて払いましたよぉ!

まわりの友達の中には、教習所代(日本は高額ですよね)そして、車まで用意してくれる親もいたので、たまにそれが羨ましかったことはありましたが・・・。

自分で買う。これが自分の成長への大きな進歩をもたらしてくれたのは確かです。なので、ご夫妻の意見に大賛成です。

これからも、ブログを拝見させていただきたいです。
よろしくお願いします。
Posted by Farley at 2012年12月13日 15:51
Farleyさん、

初めまして。
Farleyさんは高校一年の頃からバイト料を生活費としてお家に入れてたんですか!?すごいですね。。。それに比べたら私なんて高校時代はただ親の臑をかじって甘えてた10代でした 。(*_*) 大学だって自宅から親が授業料を払って行かせてくれました。今思うとなんて恵まれた環境にいたんだろうと思いますが、当時はそれを当たり前と思って親に感謝の言葉を言ったこともなかったと思います。とんでもない勘違い野郎でした。

マイケルには私みたいな勘違い野郎にはなってほしくないです。幸いにも(?)彼は経済的に恵まれない環境で幼少時代から育ってきてるので、その辺現実の厳しさは父親を見てて分かっているようですが。。。
Farleyさんに大賛成と言ってもらって少し自信が出ました。ありがとうございます。こちらこそよろしくお願いします。
Posted by レニアレニア at 2012年12月14日 15:54
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