無事だったね

2012年04月08日

うちの中庭には、ちっちゃな隣人が住んでいる。

最後にこの子を見たのは、雪が降り始めたとき。
うっすらと雪の積もり始めたパーキングを、ぴょんぴょんと跳ねながら走ってゆくのが見えた。
その小さな姿を遠目に見ながら、
どうか無事に冬を乗りこえてくれよ〜と思ったものだった。

4月に入ってようやく春らしい陽気になってきたシアトル。

昨日夫に「ほら」とうながされて、窓の外をのぞくと、、、

無事だったね


うふふ、久しぶり。
ちっちゃいおまえ、無事だったんだね。
よかった。



春のおとずれを告げるメッセンジャーは
なんとも可愛らしいポーズで、一心不乱にお食事中でした。


どんなに寒い冬もかならず春を迎える。
どんなに暗い夜もかならず朝を迎える。

なにひとつ留まらず、すべては巡ってゆく。

宇宙の神秘。

あの子の小さな体でさえ
それを体現している。
そんなことを感じた、一瞬でした。



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Posted by レニア at 07:00│Comments(0)小さな幸せ
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