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Posted by チェスト at

手術

2012年07月19日

夫がケガをしてから、一ヶ月。

本日やっと 手術とあいなった。



授業を教え終えてから駆け足で帰宅し、病院へ連れて行く。


夫はお医者さまの言いつけ通り、昨夜から何も食せず断食状態。
チェックインした時点で、午後3時だったが
お腹が空き過ぎて、フラフラしてるようだった。

2人で待合室にいたら、すぐに看護師さんが呼びに来て
彼は手術室へ。


私は仕事がわんさかある日だったので、仕事をするつもりで色々持ち込んで
採点などしながら待っていた。






今回何が納得いかなかったかって
この国の労災保険制度だ。

夫の場合は職場でのケガだったので、検査費、医療費全てを「Labor & Industries (L & I)」がカバーしてくれるのはありがたかった。

だが、

全てのことにあまりに時間がかかりすぎた。


今回を例にとると、夫のケガが判明してからMRIをとってもらうまで5日待たされ、
その後ドクターが検査結果を説明してくれるまで、また5日
それから「L & I」が手術を認めるという許可をおろしてくれるまで、なんと2週間(!)
その許可が下りてから手術のスケジュールが決まるまで1週間。。。

と結果、1ヶ月も待たされることになった。


そのかん、夫は歩くこともままならず
ケガのストレスからだろう、持病の「痛風」まで暴れ出し

「痛み止めはくせになるから、飲みたくない」と最初は頑張っていた彼も、痛風の痛みには太刀打ち出来ず、痛み止めに頼らざるを得ない生活が続いた。

それもいつも効果があったわけではない。

「今日はいつもよりちょっと言葉少なで、難しい顔してるなあ〜...」という日は
よほど痛いのを我慢してたんだと思う。
私が言うのもなんだが、夫は本当に痛みに対して我慢づよい。
私だったら始終不機嫌な顔をして、あたり散らしていたかもしれない。






さて、手術自体はそれほど時間はかからず、
1時間半ほどしてドクターが私のところにやってきた。
「手術はうまくいきましたよ」とのこと。


夫に会いに行くと
手術中、麻酔で眠っていた彼はまだぽ〜っとしている様子だった。






トロン。。。とした目で私を見て、いつもよりかすれた声で

「 Hi Honey... 」

と言った夫の顔を見たときに、すこし胸がジンとした。


一ヶ月もよくがんばったよ。
相棒よ、ホントにお疲れさん。


これでやっとこさ、回復に向かっていけるだろう。



早く前みたいに歩けるようになるといいね。



  
Posted by レニア at 13:15Comments(2)夫婦