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Posted by チェスト at

シアトルの日本語クラス

2011年08月04日

いつもはこんなに、雑然としてないんですが、、、


今日は特別。

というのも

日本からお客さんがやってきたのです。


長野の
とある女子校の生徒さん12人が
私の日本語クラスの見学にやってきました。


夏休みの間、英語研修で
うちの大学に2週間ほど来てるのだそう。


せっかく「生」の日本人が12人もやってくる。。。

使わせていただきます(笑)


おととい学生に

私:あさって日本からお客さんが来るから、日本語でおしゃべりする練習しましょう。

  今までに習った文型を使って、日本語で聞きたいことを用意しておきなさいね〜


と言ったら

え〜〜〜!!!

の反応。

ちょっと緊張、ちょっとビビってた...そんな子たち


が、

当日になってみたら

こんな感じ。




高校生と大学生で、年も近いしね。
うちとけるのも早い早い。






お客さん12人
私の学生27人

教室にいっぱいいっぱいで、イスも足りなくなり

床に座り始める子たち









私の学生:将来、何になりたいですか。
     (「〜たい」の文型は、先週習ったばかり)

日本人学生:え〜、薬剤師になりたいです。

私の学生:やくざ、、、 やくざ?

日本人学生:エー、違う違う!やくざいし!

(もちろん「薬剤師」なんて難しい単語は知らない私の学生)

私の学生:ん〜、ん〜、あのー、「やくざいし」は英語で何ですか?

日本人学生:え? 英語で? え〜、なんだろ〜、どうしよ〜、わかんなーい。
                         (注:「pharmacist」です)


こんな、漫才みたいなやりとりが
あっちから、こっちから
聞こえてくるくる。

その度に

「先生!」

「センセー!」



あっちからも、こっちからも

手があがるあがる。。。









お客さんが帰ったあと、学生に「どうだった?」と感想を聞いてみたら
皆が口をそろえて

楽しかった!!

Let's do this again, sensei!


(またやろうよ、先生!)



いや、先生は
結構疲れた。。。(笑)


でも、学生にとっては

これからも、もっとがんばって日本語を勉強しよう!

と気持ちを新たにする、
よい経験になったようです。


やっぱり言葉は

コミュニケーション・ツール

外国語で、初めて相手と意思疎通ができた時の喜びって
何にも代え難いよね。





それにしても

私が高校生のときも、たいがい「ガキんちょ」だったけど

今の日本の高校生って
すごく幼い(あどけない)感じがしました。


普段
ばんばん意見を口にする、小生意気なアメリカの若者ばかりを
相手にしてるからかな? べー


  
Posted by レニア at 14:48Comments(2)日本語