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Posted by チェスト at

ドリーム

2011年04月22日

American Idol(アメリカン・アイドル)という番組をご存知だろうか?

一昔前の日本でいうと
「スター誕生」かな?

アメリカでアイドルを目指す若者が挑むコンテストだ。

毎年、全米から数万人という子がオーディションに挑み
厳しい審査を通って

数千人
数百人
そして数十人と

絞られてゆき

最後の24人になったところから
テレビで毎週「番組」として放映される。

毎週水曜日 ... 番組の中で各自がその週の「課題曲」をライブで歌い
番組終了直後、2時間のあいだに視聴者がどの子がよかったかを投票する。

翌日木曜日 ... ふたたび1時間の番組で、投票数が最も少なかった子が発表され
毎週ひとりずつ落選してゆく

そういう仕組みだ。

実は今年は、その24人の中に
なんと、うちの大学の学生がいたのです!

名前は Stefano Langoni (ステファノ・ランゴーニ)


オーディションの様子はこちら

よかったら聞いてみて下さい。とても味のある歌声です。


ステファノは、2009年に交通事故に遭い
瀕死の重傷を負った。

お医者さまは、二度と普通に生活はできないだろうと言ったそうだ。

にも関わらず
彼はリハビリに励み、事故から4ヶ月後には
車イスなしで歩けるようになったという

「奇跡の王子」
だ。


私は直接受け持ったことがないので、個人的には彼を知らないのだが

彼がかの有名な「アメリカンアイドル」のベスト24に残ったというので
大学では大騒ぎ!

彼がかつて所属していた
大学のジャズバンドの顧問の先生も、毎週

今週もぜひ、ステファノに投票して下さい!

と、教師全員宛てにメールしてきたり。

もちろん私も毎週投票していた。

そして今週の時点で、ステファノはなんと「ベスト7」の中に
残っていたのです。

だけど今夜(4月21日)
残念ながらステファノは「ベスト7」から「ベスト6」への壁を
やぶることができなかった。。。

そう。昨日(水曜)の投票の結果
最下位に位置してしまい、とうとう落選してしまったのだ。



私は
かつてちょっとだけ歌をやっていたことがあって

オーディションの様子を見て、I know how good he is
彼がどんなに才能に恵まれた歌い手かすぐに分かった。

でも

アメリカでは「きれいに歌が歌える」だけでは、ダメなのですよね。

こんな子がいたりするので
(この子なんて、まだ19歳ですよ! 実年齢より老けて見えますが...)


ちなみにこの子は今夜の時点で、「ベスト6」に残りました。




皆さんは20歳ごろに見ていた夢を 
今でも覚えているだろうか。


私自身は、その頃思い描いていた人生とは
ずいぶんかけ離れたところにきてしまった。

もちろん今幸せだし、後悔は無いけれど
それでも、まだまだ「これから」がある若者たちが
必死に夢を追いかけている様を見ると

キラキラしてる。。。羨ましいなあ〜。。。

と、思ってしまいますね。


今夜、落選してしまったステファノも
まだまだ21歳。
あれだけの歌唱力があれば、これから本人次第で
道はいくらでも開けていくだろう。


若いっていいな。


純粋にそう思った、夕べだった。  

Posted by レニア at 20:24Comments(0)