「感謝祭」と男の料理

2010年12月02日

11月25日は「Thanksgiving Day (感謝祭)」だった。

当日は義兄夫婦の家で夫の家族一同が集まったので、
感謝祭のディナーはそこでいただいた。

写真はその数日後、自宅で3人用に調理した
小さいターキー(七面鳥)の胸肉。
「感謝祭」と男の料理

といっても、調理してくれたのは夫。
「肉のかたまり」になると扱い慣れているのは断然彼のほうだ。
ターキーにしろ、ローストビーフにしろ
とても美味しく作ってくれる。

多種の塩、スパイス、鶏ガラスープなどでで下味をつけ
温度計をターキー肉に差し込んで
「感謝祭」と男の料理
「感謝祭」と男の料理

オーブンに入れる。
「感謝祭」と男の料理

「何で味付けしたの?」と聞くと
「ん〜、テキトーに色んなもの混ぜて」とのお返事。

傍らで見ていたが、本当に「テキトー」にこの辺の物をぱらぱらやっていた。
「感謝祭」と男の料理

この「テキトー」がいいのかもしれない。
計量しないので、彼の作るものは毎回ビミョーに味がちがう。
二度と全く同じ味にはお目にかかれない。
まさに、男の料理だ。

30分ごとに肉汁をかけながら、できぐあいを確認する。
最初の30分。
「感謝祭」と男の料理
その30分後。
「感謝祭」と男の料理
そのまた30分後。
「感謝祭」と男の料理

待ってる時間が長かったので
キッチンのカウンターで、なんだかんだとしゃべくりながら
二人して(やっぱり)飲んでいた。
今日はビールではなく、アップルサイダーをいただいた。
「感謝祭」と男の料理

先日ブログでもお伝えした「Yちゃん」から久しぶりにメールを貰ってから、
ここ数日、やたらとハワイでのどん底の日々を思い出す私。

キッチンで、相方とくだらないことをぺちゃぺちゃ喋りながら


ふと、、、、


今ここに一人ではなく
彼とマイケルと3人でいることに
しみじみ「感謝」の気持ちがわいた。

感謝祭だもんね。。。

今の、この平和な生活に、
家族がいることに
感謝です。


夫が「テキトー」に調理してくれたターキーは
「感謝祭」と男の料理
中もとてもジューシーに仕上がっていた。
「感謝祭」と男の料理
「感謝祭」と男の料理

お肉用のソースは、グレイビーと
「感謝祭」と男の料理
クランベリーソースの2種を用意。
「感謝祭」と男の料理

定番の「マッシュポテト」と「スタッフィング」も。
「感謝祭」と男の料理
「感謝祭」と男の料理


いただきます。若葉

手間ひまかけてくれた
美味しいディナーに感謝です。ありがとう。
「感謝祭」と男の料理


残りのターキーの骨は「捨てるのもったいないなあ〜」と思って
夫がベッドに入ったあと、夜のうちに4時間煮込んで
スープを作ってみた。
「チキンスープ」ならぬ「ターキースープ」。
初めて挑戦してみたけれど、とてもよいおだしが出て
翌日には野菜タップリの美味しいスープがいただけた。

気がつけば、もう12月だ。
なるべく温かいものをいただいて
この冬も家族そろって病気知らずで乗り越えたい。



Posted by レニア at 19:16│Comments(4)

この記事へのコメント

おいしそうですね~。お料理ができる旦那さまでうらやましい限りです。鶏がらスープを使うのもいいアイデアですね。

お友達、お元気になられて本当によかったですね。私も以前鹿児島にいる友達が同じような経験をしたので(ブログにも書いています)、レニアさんの気持ちが想像できるような気がします。

ポートランドは雪もすっかり溶けて、今度は何だかもわっと生暖かい温度になってきました。あ、でも、氷点下を経験した後だから、暖かく感じるのかも?

お互い風邪をひかないように気をつけましょうね!
Posted by ながこ at 2010年12月03日 06:31
ながこさん、

ありがとうございます。ブログ読ませてもらいました。
鹿児島のお友達って、最近女の赤ちゃんが生まれた方のことかな?いいお話で胸がジンとしました。。。辛い思いを乗り越えた人は本当に心優しいですよね。そのお友達、きっと素敵なママなんだろうなと思います。もっともっと幸せになってほしいですね。
私の友達も本当にかわいくて優しくて、そして心がまっすぐで、私が男ならお嫁さんにもらいたいくらいなんです。笑

シアトルも雪はすっかり溶けました。今日は快晴だけど、この時節になるとどんなに晴れていても「あ〜、冬の朝だなあ」って感じます。なんででしょうね。太陽光線の感じが違うのかなあ。
来週でやっと学期も終わるので、ちょっとホッとしている週末です。
Posted by レニアレニア at 2010年12月05日 06:10
あの、感謝祭の料理の中の、クランベリーソースが入っているお皿、家にもあるんですよ! わあ、偶然だな〜 なにしろ、家の旦那が(アメリカ人)バットマンの映画の中で、あのグリーンのチャイナがでてきて、惚れてしまったらしく、『アレが欲しい!』と購入することに決めた。しかし、とても、高級なものなので、高くてなかなかすぐに、そろえることが出来ず、自分へのご褒美として、少しずつ買い加えていったそうな。家では、あのチャイナを毎日使っています。息子(20歳)が食事の後片付けの担当なんだけど、いつも、ちゃんと皿と皿の間に、パッドを入れて、傷がつかないようにしてしまっています。わたしも、シアトルに住んでいます。2006年に、アメリカ人と結婚して、移住してきました。その時、息子は16歳でした。レニアさんとは、逆バージョンだね?1996年、息子が5歳のときに、日本人の主人が亡くなってしまったので、そのあと、ずっと一人で働きながら、子育てしてきました。主人は州外で働いていることが多いので、なんとなく、また母子家庭になっています。
Posted by Hiromi at 2011年04月16日 13:42
Hiromiさん、はじめまして。

うわ〜、偶然ですね。あのチャイナは結婚するずーっと前(おそらく94年ごろ)に一目惚れして奮発して買ったものなんです。Royal Doultonのものですよね?ハワイを離れた時に殆どの物は人にあげてきたのですが、あのチャイナだけは手放せなくて持ってきてしまいました。バットマンの映画に出ていたとは、つゆ知らず。。。

Hiromiさんはずっとシングルマザーでいらしたんですね。そのご苦労、半端じゃなかったと思います。その息子さんも今では20歳ですかあ〜、、、お母さん、すごいですね。

私は2008年からシアトルに住んでいます。3年目を迎えてずいぶんここでの暮らしも慣れました。Hiromiさんはシアトルでの暮らし、いかがですか?冬はちょっと寒いですけど、私はシアトルとても気に入っています。
これも何かのご縁かも?また遊びに来て下さいね。
Posted by レニアレニア at 2011年04月17日 15:46
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