小さな命 (その後)

レニア

2012年07月23日 05:25

うちのバルコニーに舞い降りた
小さな命


ママ鳥は、あの小さな体で自分の頭ほどもあろうかというサイズのたまごを
毎日ひとつずつ産み落とし

ベイビーの数は 最終的に4名様になりました。うひょ〜〜。




あれから、いろいろとリサーチした結果
親鳥は Dark-Eyed Junco と判明。

アメリカの 主に北部全域に生育する鳥で

日本語名は「ユキヒメドリ」というのだそう。




パパです。



ママです。





ピンぼけしてて分かりにくいと思うけど、パパは真っ黒な頭巾をかぶっていて

ママの頭巾は 色が若干薄めです。








巣を発見してから、プラントの水やりに苦労している。

というかお花さんの生命力に頼って、水やりは極力しないようにしている。
4、5日に一度ぐらいだろうか。

お天気が続くと土がカラカラに乾いてしまうので、プラントを持ち上げたときの軽さですぐわかる。
ごめんよ、お花さん。


イスにのって反対側のほうからちょろちょろ〜〜っ...を一度トライしたら、バランスを保つのが結構難しくてイスから落ちそうになった。
それからは 夕方ママ鳥がごはん食べに飛び立つのを待って
そのすきにプラントを下ろすようにしている。


でも、親鳥が飛び立つのをいつも目撃できるわけではないので

「そろそろお留守の時間だろう〜」と思って
そろ〜っとプラントを下ろし始めたら

ママが ぴょこっと 
顔を出し
思わず 目が合って


うわ〜、すみませ〜〜ん。。。Sorry, Sorry, Sorry, Sorry......


...とつぶやきながら そのままプラントを元に戻した
なんてこともある。



または、そろ〜っとプラントを下ろし始めて 何も起こらないので
「あ、いないんだな」と思ったら

いきなりママ鳥がぴょーんと巣から飛び出してしまったこともある。



そんな時は 私のせいでこのまま親が巣を放棄してしまったらどうしようといつも心配でしかたがない。。。

でも相方は
「親鳥はそんな簡単に子供を見捨てたりしないから、だいじょうぶ」と言う。

「それに、プラントには巣が出来る前から君のにおいがついてたはずだから、今さら親鳥が君のにおいを警戒することはないと思うよ。」とも。



その言葉どおり、しばらくすると
ママは必ず戻ってくる。

いつも パパ同伴で戻ってくる。


でも巣に入るのはママだけで、パパはしばらくの間
そばの小枝に 奥さんと子供の安全を確認するかのように座っていて
そのうち飛び去っていく。










そして昨日のこと。

夕方ママが飛び去ったのを見て「いまだ!」とプラントを下ろしたら。。。



ほよ〜〜〜!!





ヒナだあ〜〜。


口をパクパク開けてたベイビーたち。

まだ 「ぴよぴよ」とも鳴けてなかった。(ぴよぴよって鳴くのかな??)


「Honey ! Babies !!」

バルコニーからおたけんだら

「ほい」

と中からカメラを差し出した相方。

あわてて1枚だけ写真をとり、とっとと水をやって
プラントを元にもどしバルコニーからそそくさ退散。



カウチに座りテレビを見てるふりをしながら、巣の様子をうかがってたら

そのうちママ鳥がご帰還し、ほっと胸を撫で下ろす私。。。





「ユキヒメドリ」の生態を読むと、ヒナが巣を飛び立つまで2週間ぐらいとのことだ。


これから2週間は水やり禁止だろうか。。。

相方は「ダイジョブダイジョブ」と言うが。



いずれにせよ 無事に大きくなっておくれよ〜。




関連記事