帰郷 2011 ... 母校

レニア

2011年10月23日 17:18

ドラえもん(夫)が

夫:君が通った高校を まだ見たことがない!

と言うので、

たぶん中には入れないと思うけどなあ〜と思いながら
一応連れて行きました。





この時点で 平日の午後3時ぐらい。
たぶんまだ授業中だったのではないかな。


「許可無く学校内への立ち入りを禁止します」

と、ありますね〜。

はい、やっぱり入れませんでした。。。


懐かしの母校は、中学部もできていて
なんだかとっても立派になってました。



教室とか、職員室とか

ちょっと覗いてみたい気持ちもありましたが。。。




高校時代は、私にとって ちょっと暗い時代でした。

当時の私はとにかく
自分の何もかもが嫌いでした。

今、思い返すと

ただの「甘ちゃん」だっただけなのですが 


まあ、思春期特有の思い込みと申しましょうか

その後の人生で体験したことと比較すると

高校時代の私はホント、ただの「甘ちゃん」以外の何者でもなかったのですが 


その頃は、せいぜい16年、17年しか生きておりませんでしたので
自分の ものすごーく狭い世界の中でしか物事を判断できず
その ものすごーく狭い世界の中で
自分勝手に 物事決めつけたり、悲観的になったり、嘆いたり。。。

まあ、

「来月のお家賃をどうやって払っていこう」 とか
「明日から、どうやって生きていこう」 とか

そういうことを心配せずにすんでいたため

それ以外の余計なことに 思いを巡らすほど時間に恵まれていた。。。

つまりは、

暇だった

ということですな



そんな
しょーもない私でも

高校時代は 素晴らしい友に恵まれました


そのひとりが ここ「ちぇすと」のブログでも親しくさせてもらってる

樹さん  

でございます。


樹さんとは 高2、高3と
2年間にわたってクラスメートでした。

小さいお顔にサラサラのボブヘア
くりくりお目めがいつもキラキラしてて
樹ちゃんは本当に可愛くて
しかも その優しくて気さくな性格でいつも皆の人気者
となりの「男クラ(男子クラス)」の男の子とも 気楽に話してるし

私はいつも遠目に 「いいなあ〜〜〜」と 羨ましく思ったものです。


その 樹ちゃん

高校時代は「いつもベッタリ!」というわけでもなかったのですが

ありがたいことに 年を重ねるごとに 
より深いお友達になれている気がします。




今回も 一緒に高校の恩師を訪ねたのでした。



まん中にいるメガネをかけた女性が
2年間にわたって うちらの担任だった先生。

今回 お宅にお邪魔したら 当時の写真がいっぱい詰まったアルバムを
見せてくれました。



アルバム2冊分に 私たちのクラスの

体育祭
文化祭
卒業式

その他の写真がいっぱいいっぱい 詰まっていて

それを見ながら 樹ちゃんがポツリ...

「私たちって こんなに愛されてたんだねえ...」

本当に そのとおり
しみじみ2人 顔を見合わせました。


これも 若さ故の無知ですよね。

若いときは

自分たちが どれだけ周りの人たちに思われ
どれだけ周りの人たちによって日々生かされているのか
それが全く認識できず
あたかも自分1人の力で生きているような錯覚さえ覚えることがあります。


それが分かっただけでも
年を取るのはいいものだなと 思います。


それにしても、卒業して20年以上経った今も
こうして高校時代の恩師、友人とつながっていることを 夫は

すごい

と言います。


私の恩師も 当時は「学校でのお母さん」みたいな存在だったけど
(ちなみにこの先生は 私の母と同い年)

教師にそういうイメージを持つというのも
日本特有のものなのかもしれませんね。



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