帰郷 in 2009 〜その1

レニア

2011年07月05日 15:35

2年前、初めて夫を連れて
鹿児島に帰った。

マイケルは高校があったので、兄夫婦にお願いしていった。


夫にとっては、その時が生まれて初めての海外旅行。

初めてのパスポート。
初めての国際線。

自分の母国アメリカの地を離れて
初めて訪れたのが、遠い東洋の国
「日本」だった。

私:日本で何がしたい?

と発つ前に聞いたところ

夫:日本の日常を体験したい

と言った彼。

滞在も1週間ととても短かったので
どこにも寄らずまっすぐ鹿児島に帰り、ほとんど家族と共に時間を過ごした。





私の実家のとなりには妹一家も住んでいる。

姪っ子二人は、毎朝近所のお友だちと集まって
一緒に学校まで歩いて登校していた。


夫:日本の小学校って、制服あるの??
(アメリカの公立小は制服なんてありません)

夫:みんな同じ Backpack しょってる〜。

私:「ランドセル」って言うんだよ。


その姿がとっても珍しく、可愛かったらしい。

夫:写真撮らせて〜。

高学年のお兄ちゃんお姉ちゃんが、低学年の子の面倒を見る。

こういう習慣がすごくいいね。
アメリカもこうあればいいのに


と夫は言っていた。



オドロイていたのが、日本のトイレ。

夫:シャワーが出るトイレ!!!

私もつくづく思う。
日本のトイレは世界一だわ〜〜。
冬は便座が温かいなんて、ああ夢のよう、、、シアトルに持って帰りたい。

実家のトイレ(撮:夫)



こちらも初体験。某スーパーにて。


日本では自分で買った物は自分で袋に詰めるところが
ほとんどですよね。

はい、買い物かご、ここ置いて〜。
袋はそれを使うんだよ〜
セロテープはここだよ!


と姪っ子に指導を受けておった。


ある時は、道ばたに停まっていたこの車↓を見て



夫:あ!Coke(コカコーラ)だ!
  うわ〜〜〜小さい車。。。おもちゃみたい。。。


...えらく珍しがって、ここでも写真を撮っておった。

そういや、アメリカには軽自動車なんてものは
走っておりませんなあ。

日本の人は、狭ーい道をこうした小さい車でスルスルスルっと
巧みに走っていきますよね〜。
私もたまに帰ると、それには毎回感心する。



そして日本の、美容院デビュー。


スキルは世界一。
そして終わりには肩まで揉んでくれる。

なのに
なのに

チップを払わなくていい


世界には、こんな美容院も存在するんだよ。


2年前に鹿児島のこちらで髪を切っていただいてから
夫はシアトルでも
日本人以外の美容師さんには
行けなくなりました。。。


夫、(当時)38歳。
オドロキの旅はつづく。


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