優しい幕開け
新年明けましておめでとうございます。
大晦日にやっとクリスマスツリーを片付けた。
なんだか急にガランとしてしまったリビングルーム。ちょっと物淋しい。
31日の夜、マイケルは友達宅でのパーティに出かけてしまい
家で相方と二人だった。
珍しく丁寧にダシをとって作った年越しそばをいただき
新年を迎えた瞬間はテレビでスペースニードルの花火を見ただけという、静かな年越しとなった。
「お正月三ヶ日」など関係ないアメリカでは、月曜日(3日)からすでに新学期が始まり
早速私も仕事開始だ。
過去2年間、元旦には最悪のことが起きた。
なので、今年も「なんかやって来るかあ〜」と自然と警戒心が高まっていたのだけど
おかげさまで今年はとても平穏な日になった。
2011年を迎えてやっと大殺界を抜けた相方は
「僕のご利益かもね〜」なんて言ってたが
当の本人は元旦から風邪をひいて、今日もまだゴホゴホいっている。
今日仕事から戻ったら、日本の友達からのカードが2通同時に届いていた。
どちらのカードにも、手書きの優しい言葉が綴られていた。
外から戻るといつも「寒い〜〜!!」とおたけんで、暖炉の前にしばらく陣取る私だが
今夜は暖炉の前に鎮座するまでもなく、そのカードのおかげで
内側からほのぼの温かくなった。
こうして自分を思い出してくれる人のいる幸せ。
家に帰れば「おかえり」と言ってくれる人のいる幸せ。
優しい人たちに彩られてきた私の人生。
2011年も、そんな優しい人たちとつながっていける一年に
してゆきたいな。
今年の目標は、もっともっと「
ありがとう」と言うこと。